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ニューヨーク・ジャイアンツが全体5位でDEケイヴォン・ティボドー、全体7位でTエヴァン・ニールを指名

2022年04月29日(金) 11:07

ニューヨーク・ジャイアンツからドラフト指名を受けたオレゴン大学のケイヴォン・ティボドー【AP Photo/John Locher】

ニューヨーク・ジャイアンツが現地28日(木)の夜にチームの守りを固めている。

ジャイアンツは2022年ドラフト全体5位でオレゴン大学のエッジラッシャーであるケイヴォン・ティボドーを、全体7位でアラバマ大学のタックル(T)エヴァン・ニールを選択した。

卓越したスピードとパワーを併せ持つティボドーには、ドラフトまでの期間でフットボールへの姿勢に疑念が持たれることがあったものの、そのポテンシャルや実績からトップ5での指名が予測されていた。

南カリフォルニアのオークス・クリスチャン校出身で、高校のトッププロスペクトだったティボドーは、ロサンゼルスのドーシー高校からオークス・クリスチャンに転校して以来フットボール界から注目され、自らも成熟していった。

他のディビジョン1の有力校を退けてオレゴン大学を選んだティボドーは、柔軟性という点では欠けている部分があるものの、パスラッシングに関してはそのサイズとスピードで優秀さを発揮してきた。レナード・ウイリアムスやドラフト直前に5年目オプションが行使されたデクスター・ローレンスのいる守備陣にもうまくはまると予想される。

昨シーズンにラン守備で25位に沈んだジャイアンツだが、補強が必要なのは一か所にとどまらない。タックルにも大きな穴を抱えてドラフトに臨んだジャイアンツは、ニールを選択することでそこに答えを出した。ニールは早くからタックルの中のトッププロスペクトと目されてきた選手だ。

ニールの一つ前の全体6位でTイクム・エクウォヌがカロライナ・パンサーズから指名されており、複数のポジションでプレーした経験から、2人ともすぐにそれぞれのチームに貢献するだろう。ニールはジャイアンツでライトタックル(RT)の役割を担うと見られる。ニールは2020年シーズンの13試合すべてでRTを務めていた。

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