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全体6位指名権を持つパンサーズはOTイクム・エクウォヌを選択

2022年04月29日(金) 11:30

カロライナ・パンサーズからドラフト指名を受けたノースカロライナ州立大学のイクム・エクウォヌ【AP Photo/Jae C. Hong】

カロライナ・パンサーズがクオーターバック(QB)の新たな希望を探すのは、もう少し待たなければならない。しかし、それが誰になるにしろ、そのバックサイドは守られた。

パンサーズはノースカロライナ州立大学のイクム・エクウォヌを2022年NFLドラフト全体6位で指名している。

今もクオーターバック探しを続けているカロライナだが、強く必要としていたレフトタックル(LT)については地元の大学が輩出した選手を当てている。2013年にジョーダン・グロスが去ってから、パンサーズは16人の選手をレフトタックルに起用してきた。エクウォヌはその回転ドアをきっぱりと止めようとしている。

2022年のドラフトに、エクウォヌ以上にポテンシャルを秘めたラインマンはいない。

オールACCのファーストチームに選ばれたエクウォヌは、時に行き過ぎ、アグレッシブになりすぎるきらいがあり、選手として完成しているとは言えない。しかし、その才能と運動能力を見れば、いずれは堅牢なレフトタックルに成長するはずだ。

ドラフトが始まった現地28日(木)に先立ち、『NFL Network(NFLネットワーク)』のブリジッド・コンドンはパンサーズがエクウォヌかアラバマ大学のエバン・ニールが残っていることを願っていると報じていた。両者が獲得可能だった中、パンサーズはエクウォヌを選択し、その次の全体7位でニューヨーク・ジャイアンツがニールを指名している。

今のところドラフト2日目に使える指名権がないパンサーズ。クオーターバックのデプスチャートトップにサム・ダーノルドがいる中、パンサーズはまだQBに関連する動きに出ていない。一方で、誰がシグナルコーラーとして立つかはともあれ、チームはオフェンシブラインの要となる存在を獲得している。

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