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レイブンズがカーディナルスにWRマーキス・ブラウンをトレード、全体23位指名権を獲得

2022年04月29日(金) 11:37

ボルティモア・レイブンズのマーキス・ブラウン【AP Photo/David Richard】

ボルティモア・レイブンズがラスベガスで大忙しだ。

全体14位でノートルダム大学のセーフティ(S)カイル・ハミルトンを指名した直後、レイブンズがワイドレシーバー(WR)マーキス・ブラウンと3巡目指名権(全体100位)をアリゾナ・カーディナルスにトレードして全体23位指名権を獲得した。

レイブンズは2019年NFLドラフト全体25位の指名権を使ってブラウンをピックしており、オクラホマ大学のスター選手だったブラウンは相手ディフェンスからトップオフして攻撃に勢いをつけることが期待されていた。3シーズンでパスキャッチ195回、2,361ヤード、タッチダウン21回を記録したブラウンは質の高いパフォーマンスを見せたものの、レイブンズの攻撃コーディネーター(OC)グレッグ・ローマンはクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンをエンジンとしたグラウンド攻撃を企てるランファーストのオフェンスを取り、チームが思い描いていたような形ではブラウンの力を解き放てずにいた。

ブラウンはディアンドレ・ホプキンスをはじめ、A.J.グリーンやロンデール・ムーアのいるレシーバー軍団に加わる。ブラウンは実質、この3月にカーディナルスを去ってジャクソンビル・ジャガーズ入りしたクリスチャン・カークの後任と言えよう。

【C】