ファルコンズは全体8位でWRドレイク・ロンドンの指名を選択
2022年04月29日(金) 12:02アトランタ・ファルコンズが強く必要としていたパスキャッチャーを攻撃陣に加えた。
ファルコンズが2022年NFLドラフトの全体8位で南カリフォルニア大学のワイドレシーバー(WR)ドレイク・ロンドンを選択している。
足首の負傷もロンドンがトップ10内で指名を受ける妨げにはならなかったようだ。また、ロンドンは2011年のフリオ・ジョーンズ以来、アトランタが最も高い順位で指名したワイドアウトになっている。
2021年に不調だったUSCでプレーしながらも、ロンドンはトロージャンズでの最終シーズンにPac-12オフェンス部門年間最優秀選手賞に輝いている。その大きな理由は、ロンドンの大きさだ。身長約193cm、体重約99kgのレシーバーは、NFLのスターたち――タンパベイ・バッカニアーズのワイドアウトであるマイク・エバンスや、パスキャッチャーのマイク・ウィリアムスら――を思い起こさせる。そのリーチによって大きなキャッチ範囲を誇るロンドンは、スカウトたちの垂涎の的だった。
卓越したルートランニング能力に加え、フィジカルなマッチアップにも勝てるレシーバーは、いかなるダウンや状況であれ、試合にインパクトを与えるだろう。
『NFL.com』のダニエル・ジェレマイアが選ぶドラフト候補生トップ150の7位にランクインしていたロンドンは、それにふさわしい位置で指名を受けている。ドラフトを前に、ファルコンズのレシーバー陣は非常に厳しい状況になっていた。ロンドンというプレーメーカーをパスキャッチも可能なタイトエンド(TE)カイル・ピッツと組ませることで、クオーターバック(QB)マーカス・マリオタは2つのビッグターゲットを手にすることになる。
守備陣やラインにも補強を必要としているファルコンズだが、ヘッドコーチ(HC)アーサー・スミスの指揮下で2年目を迎えるにあたり、まずはトップ10のパスキャッチャーを攻撃陣に加えることを選んでいる。
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