テネシー・タイタンズのジェネラルマネジャー（GM）を務めるジョブ・ロビンソンはワイドレシーバー（WR）A.J.ブラウンのトレードを「予見」していなかったにもかかわらず、1週間の時を経て、スターレシーバーのブラウンはフィラデルフィアに移ることになった。

タイタンズがブラウンをフィラデルフィア・イーグルスにトレードし、2022年NFLドラフトの全体18位および全体101指名権を手に入れたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報道。その後、このトレードが正式に明らかになっている。

ブラウンは3シーズンでキャッチ185回、2,995ヤード、タッチダウンは24回をマークしており、NFLで最もダイナミックなレシーバーの1人として大幅な昇給が見込まれるルーキー契約最後の年に入る予定だったが、どうやら、タイタンズにそのつもりはなかったようだ。

その結果、イーグルスがその高額な金額を支払うことになる。

NFLネットワークのイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えたところによると、保証額5,700万ドル（約75億5,100万円）の4年1億ドル（約130億7,100万円）の契約延長に合意したという。

今オフシーズンは大物レシーバーの移籍が相次いだ。デイバント・アダムスがグリーンベイ・パッカーズからラスベガス・レイダースにトレードされ、カンザスシティ・チーフスに所属していたタイリーク・ヒルはマイアミ・ドルフィンズに移った。さらに、ドラフト初日にはマーキス・ブラウンがアリゾナ・カーディナルスにトレードされ、ボルティモア・レイブンズを離れることも決まっている。そして、今度はブラウンがテネシーからフィラデルフィアに移り住む。

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