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【2016年第2週】Kブラウンのフィールドゴールでジャイアンツが逃げ切り

2016年09月19日(月) 16:03

チームメイトに指示を飛ばすQBイーライ・マニング【AP Photo/Seth Wenig】

2016年シーズン第2週、ニューヨーク・ジャイアンツがメットライフ・スタジアムにニューオーリンズ・セインツを迎えた。クオーターバック(QB)イーライ・マニングがワイドレシーバー(WR)ビクター・クルーズに34ヤードパスを通してキッカー(K)ジョシュ・ブラウンが決勝点となる23ヤードフィールドゴールを決めたジャイアンツが16対13でセインツに勝利。ジャイアンツは2009年以来となる開幕2連勝を飾っている。

また、この試合はジャイアンツのディフェンス陣にとっては汚名返上の場にもなった。昨年11月にセインツと対戦した際にはQBドリュー・ブリーズに511ヤードのパスを投げられ、NFL史上最多タイとなる7タッチダウンパスを決められるも、今回は1タッチダウン、263ヤードにとどめ、オフェンス全体でも288ヤードに抑え切った。

前半はジャイアンツが優位を誇っていたが、アウトサイドラインバッカー(OLB)マイケル・マウティにサックされた後、自陣25ヤードでマニングがファンブルしたのをセインツのラインバッカー(LB)ジェームス・ローリナイティスがリカバーし、ハーフタイムを目前にあわや逆転を許しかけた。

第1ダウンのオフェンシブパスインターフェアランスを取られ、ルッツに38ヤードフィールドゴールを狙われるが、ディフェンシブタックル(DT)ジョナサン・ハンキンスがブロックに成功し、ディフェンシブバック(DB)ジャノリス・ジェンキンスが65ヤードを駆け抜けてタッチダウン。

第4クオーター序盤にはブリーズがWRウイリー・スニードに17ヤードタッチダウンパスをつなげてセインツが10対10の同点に持ち込むも、1試合の出場停止処分明けから復帰したブラウンが19ヤードフィールドゴールを決めてジャイアンツが13対10とリードを拡大。しかしながら、ブリーズが47ヤードドライブを決めてKウィル・ルッツが45ヤードのフィールドゴールを蹴り、残り時間2分54秒でまたもセインツが追いついた。

それでも、最後はジャイアンツがブラウンのフィールドゴールで逃げ切っている。