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【2016年第2週】QBガロポロが途中退場もペイトリオッツが白星

2016年09月19日(月) 16:09

ペイトリオッツQBジミー・ガロポロに突進するドルフィンズLBキコ・アロンソ【AP Photo/Stew Milne】

現地18日(日)、ジレット・スタジアムでマイアミ・ドルフィンズとニューイングランド・ペイトリオッツが対戦し、クオーターバック(QB)ジミー・ガロポロの負傷退場に見舞われながらもペイトリオッツが31対24でドルフィンズを下した。ドルフィンズが開幕から2連敗を喫した一方で、ペイトリオッツは4試合出場停止中のエースQBトム・ブレイディ不在の中で開幕週に続く白星だ。

前半残り5分を切った第3ダウン、ワイドレシーバー(WR)マルコム・ミッチェルにパスをつないだガロポロに、ドルフィンズのラインバッカー(LB)キコ・アロンソがタックルを仕掛け、2人はそのままフィールドに倒れ込む。当初はすぐに立ち上がったガロポロだったが、右肩の痛みが激しかったのか片膝をついてうずくまり、ガロポロの元にはトレーニングスタッフが駆けつけた。ガロポロはフィールドを去るまでにパス27回中18回、234ヤード、3タッチダウンパスを決めている。

ガロポロに代わって新人QBジャコビー・ブリセットが出場。後半のファーストポゼッションでタッチダウンパスを記録したブリセットはパスを9回投げて6回成功、92ヤード。ランニングバック(RB)ルギャレット・ブラントは29ラン、123ヤード、1タッチダウンをマークした。タイトエンド(TE)マーテラス・ベネットも5キャッチ、114ヤード、1タッチダウンを決めている。

昨シーズンの最終戦、ホームでペイトリオッツを打ち負かしたドルフィンズは序盤にペイトリオッツ攻撃陣になすすべなく、3回のターンオーバーで窮地に追い込まれると無得点のまま24点のリードを築かれた。それでも、ドルフィンズQBライアン・タネヒルがようやく攻撃の糸口を見つけ、第4クオーターには31対24に追い上げる。

ペイトリオッツのディフェンシブラインはプレッシャーをかけ続けてタネヒルに素早いパス回しを強いる。第2クオーターまでパスをコンプリートできなかったタネヒルは敵陣営のLBジェイミー・コリンズにインターセプトされるなど苦戦した。