シーホークスへの再合流を願うLBライト、「シアトルは俺が戻りたいと思っているのを知っている」
2022年05月06日(金) 14:35シアトル・シーホークスの2022年オフシーズンに関するニュースは、そのほとんどが退団者についてのものだった。
ところが、シーホークス在籍時にプロボウルに選ばれた経歴を持つ選手がチームとの再会を望んでいることを明らかにしている。
ラスベガス・レイダースでこの1年を過ごしていたラインバッカー(LB)K.J.ライトがエメラルドシティことシアトルに戻る道を見つけたいと望んでおり、『Half-Forgotten History(ハーフ・フォーゴトゥン・ヒストリー)』に出演した際にトレイ・ウィンゴに次のように語った。
「ただホームに帰りたい。それはシンプルだと思う。シアトルは俺が戻りたいと思っているのを知っている。どれほど大切に思っているかを分かってくれている」
32歳のライトはシーホークスに在籍していた10年間のほとんどで主力選手として先発を務めていた。シーホークスから2011年NFLドラフト4巡目で指名されたライトは、新人でありながら先発に起用され、第48回スーパーボウルではタックル7回を記録し、チームの一員としてデンバー・ブロンコスに勝利している。2016年にプロボウルに選出されたライトは、100回以上のタックルを5シーズンで達成しており、ボビー・ワグナーと共にダイナミックなLBコンビを形成していた。
シーホークスでの10年間を経て、ライトは2021年シーズンにレイダースと1年契約を締結。8試合で先発を務めて全試合に出場し、51回のタックルを決めた。
キャリア通算で992回のタックルを記録しているライトは、シーホークスに戻りたいというメッセージを素直に発信している。また、それが叶わなければ、引退の可能性もあるとほのめかした。
「去年、離れたとき、ベガスには1人で行って家族はついてこなかった。もう二度とそんなことはしない」と明かしたライトは「家族を全国のどこにも移動させないと思う。シアトルに戻れないとしても、それだと幸せだし、満足だ」と続けている。
シーホークスは再会を喜ぶのだろうか。ライトがシーホークスに戻るという望みをかなえるかどうかは、そのうち分かるだろう。
【RA】