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「まさに必要だった選手」とJ.C.ジャクソンの加入に期待するチャージャーズCBサミュエルJr.

2022年05月11日(水) 16:32


J.C.ジャクソン【Perry Knotts via AP】

今シーズンの貴重なフリーエージェント(FA)として、J.C.ジャクソンはどのNFLチームにとっても歓迎すべき選手だっただろう。

ポストシーズンを逃しシーズンを終えたロサンゼルス・チャージャーズにとって、ジャクソンの加入はプレーオフに戻ろうとするうえで重要になる。

同僚のコーナーバック(CB)アサンテ・サミュエルJr.は新しいチームメイトを確かに称賛した。

「J.C.ジャクソンはまるで犬みたいだよ。彼はボールプレーヤーで、成長したいと思っているし、チームのために貢献したいと思っている。それは俺たちがまさに必要とするものだ。貪欲に貢献しようとするボールホークだよ」サミュエルはチームのトランスクリプトを介して、現地9日(月)に話した。

ジャクソンはNFL最高のボールホークで、4年間のキャリアで25回のインターセプトを記録し、そのうち17回を過去2シーズンで記録している。2021年、彼はニューイングランド・ペイトリオッツでリーグ最多の23回のパスをブロックした。

彼の加入により、チャージャーズのディフェンス後方には、コーナーバックのスポットにジャクソン、サミュエル、フリーエージェント契約選手のブライス・キャラハン、毎年先発に名を連ねるマイケル・デイビスが、セーフティ(S)にはプロボウル出場選手であるダーウィン・ジェームズとナシル・アダレイが位置する。

失点ランキングで29位に位置するチャージャーズにとって、ジャクソンとカリル・マックなど新しい選手の加入は即座にインパクトを与えることになる。シーズン開始はまだ3カ月以上先だが、ジャクソンの加入は2年目のシーズンに突入するサミュエルに影響を与えている。

「俺たちはフットボールに関わることはしていなくて、ただ話したりしているだけなんだ。間違いなく、彼が兄である必要はないけど、指導者であろうとしていることがわかる。彼が見たものや、俺が聞いたことは何でも教えてくれて、俺がそれでうまくいくように助けてくれるんだ」

サミュエルは2021年に素晴らしいスタートを切ったが脳しんとうで一時期欠場し、スピードも鈍くなってしまった。ジャクソンとマックというスターが加わり、それ以外にも新選手がたくさんいるチャージャーズのディフェンスに、彼は戻ってくることになる。

このオフシーズン、サミュエルは自分の役割がどんなものか、あるいはどのように変化するのかを分かっていないが、今後の見通しについては前向きである。

「それはいい質問だ。正直なところ、コーチ陣にすべてを任せて、俺に必要だと思うことは何でもやるつもりだ。俺はチームプレーヤーだから、試合に勝つために必要なことならなんでもやるし、それこそが俺のやるべきことだ。自分の役割は気にしないよ」

チャージャーズは昨シーズン、サミュエルを含む3選手がチーム最多タイの2回のインターセプトを記録し、インターセプト数はNFLで22位だった。ジャクソンは1シーズンでインターセプトが3回未満だったことはない。

サミュエルの目には、ジャクソンは2022年シーズンに向けて高い志を持つチャージャーズにとって、必要な分野を満たす選手として映っているようだ。

【AK】