バッカニアーズ、ベンガルズとの最初の2戦で「俺たちの位置が分かる」とカウボーイズLBパーソンズ
2022年05月14日(土) 19:432021年シーズンの幕が閉じたとき、ダラス・カウボーイズのラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズは文句なしで守備部門年間最優秀新人賞に選ばれた。
パーソンズの非常に印象的なシーズンは、NFL史最大の成功を収めたクオーターバック(QB)トム・ブレイディとタンパベイ・バッカニアーズを相手にするところから始まった。
2022年も、パーソンズとカウボーイズのシーズンはプライムタイムでのバッカニアーズとの対決で始まる。さらに、翌週にもAFC王者シンシナティ・ベンガルズとの因縁のマッチアップが用意されている。パーソンズはその最初の2試合が、カウボーイズの状態を示す指標になると考えている。勝つことができればなおさらだ。
「最初に目に入ったのは、タンパベイとシンシナティが連続で組まれていることだった」と現地12日(木)のスケジュール発表の番組でパーソンズは言っている。「去年のベンガルズは明らかにスーパーボウルコンテンダーだった。トム・ブレイディとバッカニアーズはいつだってスーパーボウルコンテンダーだ。それは俺たちのチームの場所、俺たちの立ち位置を示す証しになる。その2つのスーパーボウルチーム、スーパーボウル級のチームと(プレーを)始められるってのはいいスタートだと思うし、そこで勝てたらカウボーイズにとってはデカいよ」
昨年のNFLキックオフゲームでカウボーイズは31対29でバッカニアーズに敗れており、今年は同じく第1週に、サンデーナイトフットボールで彼らのホームフィールドにて対戦する。その7日後に、今度はジョー・バロウとベンガルズを迎え撃つ。
NFL東地区王者のダラスが最初の2試合でNFC南地区、AFC北地区の王者と戦うわけだ。パーソンズが指摘した通り、すぐに彼らの実力が判明するだろう。
昨シーズン、パーソンズは一貫して破竹の勢いを見せたものの、ブレイディとの対戦には少し戸惑ったと認めた。
「そりゃあ1年目のトム・ブレイディ(との対戦)だからな、興味津々だったぜ」と彼は振り返った。「リマッチにワクワクしているんだ。読めない展開だったからな」
ブレイディとは2度目だが、年間最優秀カムバック選手として同じNFLオナーズのステージに立ったバロウとは初対戦だ。
「AFC王者だからな、確実にやる気で乗り込んでくるだろう。あそこには若くて優秀なのがいっぱいいる」とパーソンズは言う。「ジョー・バロウと戦うのが楽しみだ。前からずっと見ていた選手だし、どんなものかを自分で体験したい」
最初の2週でカウボーイズは最大級のビッグゲームを体感することになる。パーソンズの予想通りに2勝0敗にできれば、それは素晴らしいスタートであり、残りのリーグに向けた強い意思表明となるだろう。
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