QBマレーが参加必須のミニキャンプに出席することを期待するカーディナルスHCキングスベリー
2022年05月24日(火) 11:07予想通り、アリゾナ・カーディナルスが開いた自主参加のミニキャンプにクオーターバック(QB)カイラー・マレーの姿はなかった。
しかし、ヘッドコーチ(HC)のクリフ・キングスベリーはマレーが現地6月14日(火)には姿を現すと期待している。
キングスベリーHCは現地23日(月)に報道陣に対し、マレーが参加必須のミニキャンプには参加することを期待していると語った。さらに、マレーが自主参加のOTA(チーム合同練習)に参加しないことはチームとして承知していたと明かしている。
月曜日に欠席した選手の中には、最近チームに加入したワイドレシーバー(WR)マーキス・ブラウンも含まれていた。キングスベリーHCはオクラホマ大学出身のQBとWRのコンビの欠席を冷静に受け止めており、気さくに次のように話している。
「彼らが一緒にいるところを見たことがある。他のチームにいるところを直接見た。面白くはなかったね。どんな感じかは知っている。でも、前にも言ったように、コーチとしては彼らにいつもここにいてほしいと思っているが、そういうルールにはなっていない。人によって対処の仕方が違うのだ」
マレーは2022年シーズンの初戦に臨む前に新契約を獲得することにこだわっている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、新契約の締結に至らない限り、マレーがカーディナルスでプレーすることはないと見られているという。チームは先日、マレーの5年目オプションを行使した。
カーディナルスとそのスターQBの間で繰り広げられている物語が新たに重要な局面を迎えている中で、契約問題が未解決のままにもかかわらず、キングスベリーHCはマレーがチームに合流してくれると期待している。
今後、どのような展開になったとしても、レギュラーシーズンが始まっていても問題が続いていた場合、カメラはそのすべてを捉えることになるだろう。それは、月曜日に発表された通り、カーディナルスが『HBO』の『Hard Knocks In Season(ハードノックス・イン・シーズン)』で特集されることが決まっているからだ。
【RA】