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スティーラーズは内部からオマール・カーンを新GMに指名か

2022年05月25日(水) 11:58


ピッツバーグ・スティーラーズのオマール・カーン【AP Photo】

ピッツバーグ・スティーラーズのフットボールおよびビジネス運営部門副社長のオマール・カーンがチームの新たなジェネラルマネジャー(GM)に指名される見込みだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地24日(火)夜に伝えた。

カーンは引退したケビン・コルバートの後任として、チーム内部から名前の挙がっていた候補者だ。

ラポポートによれば、スティーラーズはフィラデルフィア・イーグルスの選手人事部門副社長のアンディ・ウェイドルをアシスタントGMとして雇用する意向だという。

最初にこのニュースを伝えたのはアディティ・キンカブワラだった。

ラポポートは今回の報道の前、同じく火曜日に、スティーラーズが週末までに新GMを発表する見込みだと報じていた。正式発表はまだだが、ピッツバーグはその新GMを決めた模様であり、その人選も驚きではなかった。

カーンは2001年からスティーラーズに在籍し、長年にわたってコルバートの後継者として“仕込まれてきた“とラポポートは指摘している。

コルバートが2022年NFLドラフトでジェネラルマネジャーの仕事を続ける間にも、その後継者探しは始まっていた。

45歳のカーンは1997年にNFLでのキャリアを開始し、ニューオーリンズ・セインツのフットボール運営に携わった後、2001年にフットボール運営コーディネーターとしてスティーラーズに加わっている。2016年から現職に就いていた。

カーンが責任を担ってきたのはスティーラーズの交渉と契約の部分であり、コルバート元GMはドラフトでの才能発掘における能力を評価されてきた。ウェイドルが加入するとの報道は、20年以上にわたってスティーラーズで仕事をしてきたコルバートの離脱によって生じる、才能評価の部分のニーズを解消するものだと捉えられる。コルバートはその在任期間の中で7名のオールプロをドラフトし、スーパーボウルウイナーを2度構築することに貢献している。

カーンが埋めるべき穴は大きいものの、前述の2度のスーパーボウル優勝に携わった経験もあり、これから担っていく仕事についてはある程度の感触をすでに持っているだろう。

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