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QBジャクソンが新たに習得する必要のある要素を加えたレイブンズOCローマン

2022年06月03日(金) 15:29

ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Photo/David Richard】

ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンがオフシーズンワークアウトに参加してチームメイトと合流するとき、いくつか新しい事柄に取り組むことになる。

攻撃コーディネーター(OC)のグレッグ・ローマンは現地1日(水)、2022年シーズンを前にしてオフェンスの約20%を微調整したと述べた。

チーム公式サイトによると、ローマンOCは「戻ってきて、いくつか変更して、いくつか追加した」と話しているという。「新しいこと、やったことのないことが確かにある。彼が慣れ親しんでいることも多くある。彼が知っていることが80%、これから取り組むのを楽しみにしていることが20%といったところだ」

オフェンスの20%を変更したというのは記事の良い見出しにはなるかもしれないが、徹底的な見直しには程遠いものだと言える。優れたチームというのは常に微調整を繰り返してオフェンスを発展させるものだ。そのようにして新たに加わった選手が適応できるようにするだけではなく、昨季に受けた守備に対応できるようにし、どのようなことに挑戦していくかを予想できるようにするのだ。そのため、ローマンOCがオフシーズンにオフェンスをまったく調整しなかったとしたら、それは問題になるだろう。

しかし、ジャクソンがOTA(チーム合同練習)の欠席を選択したことで変化はより強調されている。とはいえ、自主参加のワークアウトを欠席する権利を行使しているQBはジャクソンだけではない。ジャクソンは5月、オフシーズンワークアウトのある時点で「参加する」はずだと言及していた。その時点で、ジャクソンはマーキス・ブラウンのいないワイドレシーバー(WR)陣と共に新たに追加された攻撃プレーに取り組んでいくことになる。

レイブンズは6月14日(火)から16日(木)にかけて参加必須のミニキャンプを開催する予定だ。これはトレーニングキャンプに向けて唯一、自主参加ではない練習となる。

ジャクソンがそれに参加した場合、新しい攻撃プレーや契約状況、そして自身に関連するさまざまな事柄について質問を受ける可能性がある。

【RA】