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DEローレンスのコメントに、「悪いがそうはさせない」とカウボーイズLBパーソンズ

2022年06月03日(金) 23:18

ダラス・カウボーイズのマイカ・パーソンズ【AP Photo/Ron Jenkins】

ダラス・カウボーイズのロッカールームでは、2022年のNFLシーズンに向けて健全な競争が起きている。

ディフェンシブエンド(DE)デマーカス・ローレンスはカウボーイズのサックリーダーの座をラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズから取り戻したいと明言し、“去年はルーキーに活躍させてやった”とけん制した。

もうルーキーではないパーソンズはこれに対し、“やれるもんならやってみろ”という姿勢を見せている。

「競争意欲が湧くね」とローレンスのコメントについてパーソンズは『The Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』のカルビン・ワトキンスに言っている。「ロッカールーム内は健全な状態だ。俺としたらディー・ロー(ローレンス)にステップアップしてもらいたい。ディー・ローには本領を見せてほしい。そいつを彼から取り上げるつもりはない。ただ申し訳ないけど、彼がそれを取り戻すことはないよ。可能な限り楽しんでほしいし、10回はサックできるように必要なものを取り込んでくれればと願うよ。けど、彼が10回だったら、俺は20回決める。とにかく試合に出て競い合うだけだ。どっちがクオーターバック(QB)に速くたどり着けるかの競争さ、好むと好まざるとにかかわらずね。俺はワクワクしてる」

2021年のローレンスはケガで7試合の出場にとどまり、3回のサックを生み出した。ルーキーだったパーソンズはカウボーイズのフォーメーションで複数のポジションに入り、13回を記録している。ダラスでの8シーズンでローレンスが8回を超えるサックを記録したのは2回のみで、キャリアハイは2017年の14.5回だ。

カウボーイズが再びNFC東地区の王座を目指す中、彼らのトップ守備選手2人は誰が先にQBに到達できるかを争っている。これは2021年に印象的な改善を見せた守備コーディネーター(DC)ダン・クインのディフェンスをさらに向上させることだろう。

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