ブラウンズHCステファンスキー、QBワトソンに対する新たな訴訟にコメントせず
2022年06月09日(木) 13:17クリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは現地8日(水)に、組織はクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンについては”法的手続きを尊重する”と話しており、火曜日に『New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』が報じた、ワトソンがマッサージセラピーのために女性に仕事を依頼していたことに関連する疑いについてコメントを拒否した。
水曜日に行われたチーム合同練習(OTA)後、ステファンスキーHCは「私としては、調査や法的な手続きを尊重し、その展開にまかせている」とコメントしている。
タイムズ紙の報道によれば、ワトソンは2019年秋から2021年春に66名以上の女性に仕事を依頼したという。この記事では”ワトソンがマッサージで対面したほとんどの女性は訴えたり、警察を呼んだりしなかった”ものの、 ”苦情を訴えなかった女性の中にさえ、ワトソンが性行為を期待していたと話している人がいる”とされている。
ワトソンがマッサージの施術中に性的暴行や不品行におよんだことを訴える民事訴訟は先週に2件増え、現在はトータルで24件となっている。
ワトソンに対する新たな疑いについて尋ねられたステファンスキーHCは、複数回にわたって、法的な手続きが進まない限りチームはコメントしないと述べた。
また、ステファンスキーHCはブラウンズのフランチャイズクオーターバックとしてのワトソンの立場に何らかの影響があるかとも問われている。ワトソンは3月にヒューストン・テキサンズからブラウンズにトレードされた際に、2億3,000万ドル(約308億2,644万円)が完全保証された契約を結んでいる。
「われわれは良い練習をするためにここにいる。今日は皆、そこで良い仕事をしてくれた。そういった過去の話についてはコメントする気はない。われわれはプロセスを尊重し、法的な手続きを尊重している」とステファンスキーHCは話した。
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