復帰の可能性を否定しない元ペイトリオッツWRジュリアン・エデルマン
2022年06月16日(木) 12:14かつてニューイングランド・ペイトリオッツで活躍した選手が引退をやめて復帰するのは、決して新しい構図ではない。
また新たに、スーパーボウルMVPがNFLに戻ってくるのだろうか?
長い間ペイトリオッツで活躍していたワイドレシーバー(WR)であるジュリアン・エデルマン――第53回スーパーボウルMVP――は、最近のコメントで復帰の可能性を否定しなかった。
『New York Post(ニューヨーク・ポスト)』によれば、クロアチアで開催されている“Sunset Sports Media Festival(サンセット・スポーツ・メディア・フェスティバル)”に登場したエデルマンは、元チームメイトのクオーターバック(QB)トム・ブレイディとプレーするために復帰するのか問われた際、「分からないね。これからさ」と話したという。
ブレイディはタンパベイ・バッカニアーズに移籍して3年目を迎えている。36歳のエデルマンは、カムバックするなら最もよく知った環境でのことになりそうだと明かしている。
「ちょっとした“じらし“って呼ばれるやつだ。調子はずっと整えているけれど、どうなるかは分からない。でも、戻るなら多分ペイトリオッツ。俺はペイトリオッツが大好きで、永遠にフォックスボローさ」
エデルマンは何度も復帰に関する質問を投げかけられてきた。そして、それがペイトリオッツからだというエデルマンの答えは、常に一貫している。
2021年5月、バッカニアーズでブレイディとタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーに合流しないのか尋ねられた際、エデルマンは「俺は一つのチームにとどまる男なんだ」と応じた。
グロンコウスキーとブレイディが一度引退し、また復帰したのもよく知られた話だ。
グロンコウスキーの未来についてははっきりせず、バッカニアーズと再び契約するのか、2度目の引退生活に入るのかは分かっていない。ブレイディはこのオフシーズンに、40日で引退から復帰していた。
NFLで11シーズンを過ごしたエデルマンは、2021年4月に引退を発表。キャリアのすべてをペイトリオッツで送り、キャッチ620回、6,822ヤード、タッチダウン36回を記録している。
現段階で復帰は本格的な話ではないが、まだ36歳であり、2年の休養を経てしつこいケガに悩まされてきたエデルマンの体調も良くなっているかもしれない。
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