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チャージャーズでOLBマックとプレーできるのは「最高」とLBボサ

2022年06月16日(木) 17:08


ロサンゼルス・チャージャーズのジョーイ・ボサ【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

ロサンゼルス・チャージャーズはこのオフシーズンにアウトサイドラインバッカー(OLB)カリル・マックを獲得し、元守備部門年間最優秀選手を4度のプロボウルに選出されたラインバッカー(LB)ジョーイ・ボサと組ませることにしている。ここに、NFL最高のエッジラッシングデュオが生まれるかもしれない。

ボサは逆サイドにマックが並ぶことに興奮を抑えきれない様子だ。

「最高だ」とチームの公式コメントを通じてボサは言っている。「ああやって頼りにできて、当てになる人がもう1人いるなんて最高だよ――ちょうど今日、話していたんだ。彼のことは知り始めたばかりだけど、すごくいい人だ。(OLBコーチの)ギフ(スミス)に話していたんだ。彼はどこか(元チャージャーズのブランドン)メベインを思い出させるってね。気質のいい人だよ。話していて楽しい。同時に、間違いなく驚異的な選手でもあるんだから、逆サイドにあんな人がいてくれるなんてすごく面白くなりそうだ」

昨シーズンのマックはシカゴ・ベアーズで7試合だけ出場し、ルーキーシーズン以来最少となる6回のサックを記録した。リハビリを続けている31歳のマックはオフシーズンのワークアウトの大半をサイドで過ごしたが、現地14日(火)のミニキャンプ初日には11オン11のウオークスルーに参加していた。

ボサは以前からずっとマックのことを尊敬していたといい、ヘッドコーチ(HC)ブランドン・ステイリーのディフェンスの中でお互いをうまく補い合えると確信している。

「彼は、最初の頃に俺が見て、“こんな人たちに匹敵しなきゃならないなんてマジか? そんなの無理だ”と思った1人だった」とボサは言う。「けど、俺はそこまで行けるように本気で努力してきた。俺たちはお互いにうまく補い合っていけると思う。ラッシュの方法が大きく違うから、意見を出し合いながら、主にテクニックの話をしているんだ。それぞれラッシュのスタイルが全然違うからな。お互いのやり方を完全に変えることはないけど、細かい部分で相手から何か学べればいいなと思う。あれだけの経験を持った人だ。一緒にプレーするのがどんな感じかを確かめるのが楽しみで仕方ない」

ボサとマックがこのまま健康を維持できれば、チャージャーズは非常に強力なタンデムを誇ることになる。昨シーズンのボサはチームのディフェンダーの中で唯一、5回以上のサックを生み出した。厳しいAFC西地区の戦いにおいて、マックは必要とされるポジションを大幅にアップグレードする存在だ。

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