デボン・アレンのスピードは落ちていない。

フィラデルフィア・イーグルスのワイドレシーバー（WR）であるアレンは、世界レベルのハードル走選手でもある。現地16日（木）にノルウェイのオスロで自身にとって5日間で2つ目のレースにあたるダイアモンド・リーグに出場したアレンは、110メートルハードルで13秒22を記録して優勝した。

いつも通りのスタイルとして、アレンは後方から追い上げて勝利をつかんでいる。2位のアシエル・マルティネス（スペイン）は13秒30だった。

アレンはこの競技会の前に、ニューヨーク・グランプリで12秒84をマーク。これは史上3番目に速いタイムだった。

アレンは2度のオリンピアンであり、2021年に東京で開催された夏季オリンピックで4位、2016年のリオ大会で5位に入っている。

最後にフットボールでプレーしたのは2016年だが、4月に行われたオレゴン大学のプロデーでスカウトの目に止まったアレンは、このオフシーズンにイーグルスと契約した。

とは言え、アレンはトレーニングキャンプが始まる7月26日（火）まで、フィールドに向かうために減速することはない。6月末と7月中旬にも大会に出場する予定のアレンへのイーグルスファンの期待は、間違いなく高まっている。

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