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イーグルスWRアレンが3度目の陸上競技大会で優勝

2022年06月20日(月) 09:26


デボン・アレン【AP Photo/Andy Nelson】

デボン・アレンは先週から快進撃を続けている。

フィラデルフィア・イーグルスのワイドレシーバー(WR)であるアレンは、現地18日(土)にフランスのパリで開催されたダイアモンド・リーグで、6月12日以来3度目となる110メートルハードルのレースに出場し、13秒16を記録して優勝した。

アレンは12日に110メートルハードルで陸上競技史上3番目に速い12秒84というタイムを出した後、16日に行われた競技会で13秒22をマークして1位に輝いている。

2016年までオレゴン大学でプレーしていた27歳のアレンは、それからフットボールをプレーしていなかったが、今オフシーズンに驚きの現役復帰を果たした。4月に行われたオレゴン大学のプロデーでスカウトの目に止まった後、イーグルスと契約を結んでいる。

来週末には米国陸上競技選手権大会、7月中旬には世界選手権大会、さらに7月26日からはイーグルスのトレーニングキャンプと、アレンのスケジュールはぎっしりと詰まっているが、アレンは最近、2つのスポーツの両立を目指す意向を明らかにした。

『world athletics(ワールド・アスレチックス)』によると、アレンは陸上競技のキャリアを終える可能性があるのではないかと疑問視されていることについて「みんな、俺が辞めるだろうと言っているけど、辞めないよ」と金曜日に語ったという。「フットボールのシーズン中はフットボールをするつもりだ。2月になって、スーパーボウルで優勝したら、また陸上競技用のトレーニングを再開して、メジャー選手権に備えたい」

「陸上競技が始まったら、もちろん少し余裕が必要だ。まだフットボールのシーズンじゃないから、トレーニングキャンプはあるけど、両方ができるフットボールで十分にやっていけるといいなと思っている」

最近、スピードスターの活躍に魅了されているイーグルスファンは、アレンの言葉が真実であることを願っているだろう。特に、アレンが口にした、2月に行われるスーパーボウルでイーグルスが優勝するという言葉は現実になってほしいと望んでいるはずだ。

【RA】