チャンドラー・ジョーンズがいなくとも「狩る」準備はできているとカーディナルスDEマーカス・ゴールデン
2022年06月22日(水) 18:07アリゾナ・カーディナルスはディフェンスのチャンドラー・ジョーンズを失ったが、チームはまだプレーメーカーがいると信じている。
マーカス・ゴールデンは2021年シーズンにサック11回とチームを牽引し、現在真のナンバー1パスラッシャーと評価されている。しかし、31歳の彼は常に自分が勝者だと自覚してきた。
「チャンドラーがいた時も、俺にとってチームのナンバー1は俺なんだ。だから、誰とプレーしていても高いレベルでパフォーマンスを発揮できる」チームの公式サイトを通じてゴールデンはそう語っている。
「俺は彼を尊敬しているし、チャンドラーから多くのことを学んだ。今の俺があるのは、彼のおかげだと本気で言える。でも、チャンドラーと一緒にプレーしていても、他の誰とプレーしていても、自分はナンバー1パスラッシャーだと感じている。そのマインドセットを持たなければならないんだ」
ジョーンズは2016年から2021年までのカーディナルスでの6シーズンでサック71.5回を記録し、これは同期間ではNFLで3番目に多いサック数であった。
ゴールデンは7年間のキャリアの中で3回のシーズンで2桁サックを記録し、2020年シーズン途中にカーディナルスに復帰した後は、ジョーンズと強力なコンビを形成していた。ジョーンズが移籍した今、ゴールデンは彼の方法でより多くのサポートをしつつ、相手の攻撃陣に対処する必要がある。
「チャンドラーがいなかったから、彼が移籍して最初の日は奇妙な感じがしたよ。それはクレイジーな感じだった。でも同時に、今のメンバーでよかったと思う。みんなが言っているように、チャンドラーの代わりはいない。でも、外に出て相手を狩ることはできる。俺は自分の役割を果たし、狩りに行くつもりだし、仲間もその準備をするつもりだ」ゴールデンはそう話した。
カーディナルスは、デボン・ケナード、デニス・ガーデック、そして3巡目指名のルーキー、キャメロン・トーマス、マイジャイ・サンダース、7巡目指名のジェシー・ルケータらが、ジョーンズが残した穴を埋めるのに役立つことを期待している。J.J.ワット率いるディフェンシブラインが昨シーズンの伸び悩みから立ち直るには、若手たちが重要な役割を果たすことになる。
2021年、カーディナルスは第1週から第11週まで1試合あたり18.4点(リーグ4位)のみを許していたのだが、第12週から第18週まではリーグ28位の27.3点となってしまった。
【AK】