カウボーイズのナンバー1レシーバーになったことで「基準が上がった」とWRラム
2022年06月23日(木) 11:36ダラス・カウボイーズがこのオフシーズンにワイドレシーバー(WR)のアマリ・クーパーをクリーブランド・ブラウンズにトレードしたことで、WRシーディー・ラムがチームのナンバー1レシーバーに昇格した。
そのニュースを見た時にワークアウト中だったと、ラムはポッドキャスト『Open Mike(オープン・マイク)』に出演した際にマイク・シルバーに話している。
「それをテレビで見た時、実はジムにいたんだ。フォートローダーデールでオフシーズンのトレーニングをしていた時にテレビでそれを見て、“ワオ、クレイジーだ”って思ったよ。その数分後から俺の電話は鳴りっぱなし。それからはクレイジーな毎日だ」
クーパーのトレードで「不意打ち」を食らったラムだが、チャレンジする準備はできているという。
カウボーイズのナンバー1レシーバーになることについてラムは、「これはかなり大きな変化だ。あっという間の出来事だったけど、この状況を受け入れる準備はできている。正直なところ、ある意味、基準が上がった感じだ。もちろん、すでに高い基準に自分を置いているけど、今はこの状況にチャレンジするしかない。それが俺の原動力だ」と述べている。
2シーズン目にプロボウル級のプレーを見せたラムは、79回のキャッチで1,102ヤードとタッチダウン6回を記録。カウボーイズは、23歳のラムがナンバー1レシーバーとして注目されることに対応できるという自信があったからこそ、2,000万ドル(約27億2,120万円)の契約を結んでいたクーパーを5巡目の指名権とトレードすることができたのだろう。
トレードが成立したあとにラムはクーパーにメールをしたという。
「最初の2年間に彼がしてくれたすべてのことにお礼を言いたかったんだ」とラムは話している。「それは俺にとって、そして俺の方向性や素晴らしいレシーバーがたくさんいるこのリーグで自分の居場所を見つけるために、本当に重要なことだった。このポジションにはいろいろなことをうまくこなす選手がたくさんいるんだ。俺を受け入れてくれた彼に感謝の気持ちを伝えたかった」
今、ラムはカウボーイズのスター選手として飛躍する準備をしている。
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