コマンダースWRテリー・マクローリンが3年の契約延長に合意
2022年06月29日(水) 09:55ワシントン・コマンダースのワイドレシーバー(WR)テリー・マクローリンが、ホールドアウトを経て契約を手にした。
コマンダースとスターレシーバーが新契約によって1年あたりを2,330万ドル(約31億7,016万円)とする3年の契約延長に合意したと『NFL Network(NFL Network)』のイアン・ラポポートが現地28日(火)に報じた。この契約では総額5,315万ドル(約72億3,091万円)が保証され、契約時に3,460万ドル(約47億0,726万円)を完全保証、サインボーナスは2,800万ドル(約38億0,934万円)だとラポポートはつけ加えている。
マクローリンは2022年にベースサラリー279万ドルを受け取る契約最終年を迎えることになっていた。
そのマクローリンが今、比べ物にならない大金を獲得している。
かつてドラフト3巡目で指名を受けたマクローリンは、契約延長の話し合いが続く中、今月に参加必須のミニキャンプを欠席していた。当時、コマンダースのヘッドコーチ(HC)であるロン・リベラはホールドアウトを軽視し、話し合いは「正しい方向に進んでいる」と話している。
リベラHCは正しかったようだ。
過去3シーズンにマクローリンはクオーターバック(QB)が入れ替わる中でも主力ターゲットとしての実力を証明してきた。26歳のマクローリンはこれまでにキャッチ222回、3,090ヤード、タッチダウン16回をマークし、2年連続で1,000ヤード超えのシーズンを送っている。マクローリンはQBテイラー・ハイニケ、ギャレット・ギルバート、アレックス・スミス、ドゥエイン・ハスキンズ、カイル・アレン、ケイス・キーナム、コルト・マッコイといった面々からパスを受けつつ、この数字を残したのだ。
カーソン・ウェンツがコマンダースの先発QBとなった今、マクローリンは契約問題に悩まされることなくトレーニングキャンプで新QBとの連携を強めていくことができる。
キャッチに優れた正確なルートランナーであるマクローリンは、あらゆる場面でオープンになることができる。難しいキャッチをまるでルーティンであるかのように見せられるタイプのワイドアウトだ。
新契約による2,330万ドルで、マクローリンはワイドアウトの年額において悠々とトップ10に入っている。マクローリンは年額2,000万ドルを超えた12人目のレシーバーだ。このオフシーズンに9名のレシーバーが年額2,000万ドル以上の契約を結んでいる。
レシーバーたちのオフシーズンは続く。
まだD.K.メットカーフ(シアトル・シーホークス)、ディーボ・サミュエル(サンフランシスコ・49ers)、ディオンテ・ジョンソン(ピッツバーグ・スティーラーズ)が契約延長を待っている。
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