QBハーツの落ち着きを称賛するイーグルスOTジョンソン
2022年07月06日(水) 11:592022年シーズンが始まれば、オフェンシブタックル(OT)レイン・ジョンソンはフィラデルフィア・イーグルスで先発ライトタックル(RT)を務めて10年目になる。ジョンソンはこれまでに数々のクオーターバック(QB)を守ってきた。
チームの現QBであるジェイレン・ハーツは2020年にカーソン・ウェンツと職を争って以降、先発19試合でポテンシャルの片りんを見せた。とは言え、今もパサーとしては成長中の状態だ。ジョンソンから見れば、ハーツは称賛に値する姿勢でその成長にアプローチしているという。
ジョンソンは『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』のMJ・アコスタ・ルイスに「彼は本当に落ち着いている。尊敬すべきだぜ」と話した。
「毎日の活動へのアプローチとか、トレーニングの仕方とか、フィルムルームで何をやっているかだけでな。彼は素晴らしいモチベーターでもある。最高のリーダーさ。彼は裏で糸を引いている。夏の間だって、たくさんの選手と連絡を取っている。たくさんのレシーバーたちとね。7対7をやって、典型的な準備作業を進めている。彼はドラフトやオフシーズンで獲得した新メンバーにエキサイトしているみたいだし、ひたすら仕事の準備を整えている」
ジョンソンが言う新メンバーには、攻撃陣をリードするワイドレシーバー(WR)A.J.ブラウン、ディフェンスのニューフェイスの中心的存在であるコーナーバック(CB)ジェームズ・ブラッドベリーらがいる。先週にはランニングバック(RB)マイルズ・サンダースがまるでオールスターチームにいるようだと話していた。
高まる興奮について尋ねられたジョンソンはより落ち着いた評価を示しつつも、イーグルスの才能あるロースターを認めている。
「それについて言えば、毎日アグレッシブなマインドセットでやっていく必要がある。今のことに集中し、あまり先のことを考えない。なぜなら、そんなことをしていたら他のチームに簡単に出し抜かれるからだ。負けるのは簡単。だから、フォーカスは試合にある。もちろん、俺たちのロースターは最高だって感じさ。でも、結局のところ、大事なのはプレーだからな」
オールスターチームかどうかはともあれ、イーグルスはハーツが2021年のムラのあるシーズンから巻き返して成功を築いていけるようにするためのピースをそろえている。
3年目のシグナルコーラーは昨年にパスで3,144ヤード、タッチダウン16回、インターセプト9回と、ランで784ヤード、タッチダウン10回を記録している。その機動性は相手守備陣をこれからも苦しめるだろうが、ブラウンとワイドアウトのデボンタ・スミス、タイトエンド(TE)ダラス・ゴーダートから成るトリオも、リーグで最高クラスのメンバーだと言えるだろう。
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