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【2016年第3週】ルーキーQBブリセットの活躍でペイトリオッツが開幕3連勝

2016年09月23日(金) 13:10

ヒューストン・テキサンズ戦に先発したニューイングランド・ペイトリオッツのQBジャコビー・ブリセット【AP Photo/Elise Amendola】

現地22日(木)、第3週のサーズデイナイトフットボールであるヒューストン・テキサンズ対ニューイングランド・ペイトリオッツが行われた。開幕2連勝中の両チームだったが、この日はペイトリオッツが完璧な試合展開を見せて27対0で完封勝利し、3連勝を飾っている。

ここまでエースクォーターバック(QB)トム・ブレイディの代役を務めていたQBジミー・ガロポロが肩のケガにより欠場し、急きょ先発が決まったルーキーQBジャコビー・ブリセットは第1クオーター終了前に27ヤードを走ってNFLキャリア初タッチダウンを決め、立ち上がりからコーチ陣の期待に応えた。ペイトリオッツ守備陣もフリーセーフティ(FS)のダーロン・ハーモンがキックリターンの際に敵からファンブルを誘うなど、好調ぶりを発揮。

第2クオーターではQBブロック・オズワイラーのパスをアウトサイドラインバッカー(OLB)ジェイミー・コリンズがインターセプトするなど、攻守でテキサンズを圧倒したペイトリオッツがリードを保ったまま前半を10対0で折り返した。

後半に入ってもペイトリオッツの勢いは止まらず、第3クオーター最初のドライブでフィールドゴールを決めて加点。その後はこの日2度目となるキックリターンでのファンブルを誘い、敵陣でリカバー。直後のドライブではランニングバック(RB)レギャレット・ブラントが1ヤードランでタッチダウンを決めてリードをさらに広げる。

第4クオーターにはブラントが41ヤードランで2度目のタッチダウンを成功させ、ペイトリオッツが試合を決定づけた。試合終了まで一切手を抜かないディフェンスを見せたペイトリオッツがテキサンズに得点を許さないまま試合を終えている。

ここまでケガにより欠場していたタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーはこの試合でシーズンデビューを果たすも、あまり貢献することなくゲームを終えている。ルーキーQBのブリセットはパス19回中11回成功、103ヤードを投げ、ラン8回、48ヤード、1タッチダウンと大活躍し、ペイトリオッツを勝利へと導いた。RBブラントもラン24回、105ヤード、2タッチダウンと開幕から絶好調だ。

テキサンズQBオズワイラーはパス41回中24回成功、196ヤード、0タッチダウン、1インターセプトと、決して良い結果を残せていない。テキサンズにとって、攻守だけでなくスペシャルチームにも課題の残る試合結果となった。