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バイキングスWRジェファーソン、今季終了後には「自分がNFL随一のレシーバーに」

2022年07月17日(日) 11:07


ミネソタ・バイキングスのジャスティン・ジェファーソン【AP Photo/Jim Mone】

今日のNFLには一流のワイドレシーバー(WR)が数多く存在しているため、トップ5位以内に入るような選手たちを順位づけするのはある意味、ばかげた行為かもしれない。しかし、ミネソタ・バイキングスのWRジャスティン・ジェファーソンは近い将来、自分がまさにその頂点に立つと確信している。

ジェファーソンは『Complex.com』のカメロン・ヘイに対し、「今年が終わったら、俺はNFLで1番のレシーバーになっているはずだ」と語った。「今のところは間違いなく(ラスベガス・レイダースのWR)デイバント・アダムスに譲るしかない。彼はフィールド上でものすごくクレイジーでダイナミックだ。彼のルートランニングはクレイジーだから、今は間違いなく彼に譲るしかないけど、今年が終わった後に首位に立っているのは確実に俺だ」

リーグに参加して以来、ジェファーソンは記録的な活躍を見せ続けてきたため、彼の意見に異論を唱えるのはますます難しくなっている。ジェファーソンはキャリア通算で3,016レシーブヤードを稼いでいるが、これはキャリア最初の2シーズンでマークしたものとしては歴代最多記録だ。これはNFL全体を見渡しても、2020年以降の通算レシーブヤードとして最も多い。また、ジェファーソンはニューオーリンズ・セインツのWRマイケル・トーマスと並んで、ワイドレシーバーのキャリア最初の2シーズンにおける最多キャッチ数(196回)を誇っている。

ジェファーソンはそれらの成功をランプレー重視のオフェンスで実現させてきたが、今回新たにケビン・オコンネルがヘッドコーチ(HC)に採用されたことによって、今後はバイキングスがパスプレーを展開させる可能性が広がるはずだ。そうなれば、2シーズン目の1,616レシーブヤードという記録をさらに伸ばすべく、プレーに磨きをかけているジェファーソンが活躍する機会はさらに増えるだろう。

「1,600ヤードを上回るのはもちろん大変だ」とコメントしたジェファーソンはこう続けた。「あれだけのヤードをコンスタントに、連続して獲得するのは、普通ではありえない。シーズン中に感じた自分の弱点を克服するために、常に自分のプレーに取り組んでいる。ルートランニングやキャッチボールは常に練習していて、いろんなカテゴリーで自分の技術を高めようとしている。オコンネルコーチのいる新しいオフェンスでは、新しいプレーブックに全員がワクワクしているし、今年はもっと良いシーズンになるといいなと思っている」

3シーズン目もキャリアハイを更新すれば、アダムスやロサンゼルス・ラムズのWRクーパー・カップのような選手に追いつけるよう長い道のりを歩むことになる。カルビン・ジョンソンが残した単一シーズンのレシーブヤード記録を更新するまで18ヤードというところまで迫ったカップは、2021年にAP通信オフェンス部門年間最優秀選手賞を受賞した。

彼らに追いつくことができたら、ジェファーソンはそこから、あらゆる時代で最も活躍したレシーバーたちに狙いを定めるつもりだ。

ジェファーソンは「俺はただ、偉大な選手たちと肩を並べて、殿堂入りすることを目指しているだけだ」と強調している。「こんなに早くリーグの頂点に立てるとは思っていなかったけど、そういう選手になるためにこれまで重ねてきた努力や、キャリアや人生の中で犠牲にしてきたことのすべてが、こんなに早く実を結んだというのは、間違いなく幸せなことだ」

【RA】