イーグルスWRアレンが世界陸上の110mハードルで準決勝に進出
2022年07月17日(日) 16:24フィラデルフィア・イーグルスのワイドレシーバー(WR)デボン・アレンがオレゴン2022世界陸上競技選手権大会男子110mハードル予選で13秒47というタイムでトップに輝き、週末における最初のハードルをクリアした。
予選をトップで通過したアレンはアメリカ東部時間17日(日)20時5分から実施される準決勝への出場権を自動的に獲得している。決勝はその数時間後、22時30分から行われる予定だ。
アレンが次のラウンドへコマを進めたのは、何ら驚くべきことではない。オレゴン大学で行われたプロデーで素晴らしいパフォーマンスを披露した後、27歳のルーキーとしてイーグルスと契約したアレンは、陸上競技においても最高のシーズンを送っている。
陸上競技史上3番目に速いタイム(12秒84)をマークしたニューヨーク・グランプリを含め、アレンはこれまでに3つの大会で1位に輝いた。
その後、米国陸上競技選手権大会の110mハードルで3位になったアレンは、今週末に開催されている世界選手権大会への出場権を獲得している。
目前に迫ったフットボールキャリアに関しては、現地7月26日(火)からトレーニングキャンプに参加する予定だ。
『The Oregonian(ザ・オレゴニアン)』によると、アレンは「ものすごく先のことは考えないようにしている」と語ったという。「自分の目標は今週末がうまくいって金メダルを取り、世界記録を更新することだと思っている――最高だね。それから1週間の休み。キャンプを控えているから、その1週間でプレーブックを勉強しなきゃならないし、フットボールに参加したら、キャンプが始まる5、6日前に戻ってきて、クリーツ(フットボール用のスパイク)に履き替える。今もフットボールのことを少しやっているけど、またクリーツを履いて、ルートを走り、気持ちよく走れるようにする」
アレンのこれからの手順は決まっている。最初にやるべきことは金メダルの獲得だ。その後、自信に満ちたワイドレシーバーはNFLのロースター入りを目指して、劇的にギアを入れ替えていくだろう。
【RA】