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ライオンズは2022年にNFLのリッチストライクになるかもしれないとキャンベルHC

2022年07月19日(火) 10:30

デトロイト・ライオンズHCのダン・キャンベル【AP Photo/Paul Sancya】

5月に行われた第148回ケンタッキーダービーでは大穴のリッチストライクが後方から優勝候補の馬群を追い抜き、波乱のレース展開の中で見事な逆転劇を演じてみせた。

デトロイト・ライオンズは2022年のNFLシーズンでリッチストライクになることを望んでいる。

ヘッドコーチ(HC)のダン・キャンベルは「われわれはここでリッチストライクになれる気がしている」と『NBC Sports(NBCスポーツ)』のピーター・キングに述べた。

キャンベルHCがヘッドコーチに就任した最初のシーズンでライオンズは3勝13敗1分の成績だったが、12月には3勝3敗となり、他の試合も接戦に持ち込んでいる。

ダービーの残り33秒の時点でリッチストライクが16番手だったことをキングに指摘され、キャンベルHCは「久しぶりに感動的なものを見たよ。見事で美しかった」と答えた。

ライオンズは過去4シーズンにわたってNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区の最下位につけている。2016年からプレーオフに出場しておらず、1991年からポストシーズンの試合に勝っていないのは有名な話だ。

このオフシーズンは、ライオンズが新たな再建に向けて一歩を踏み出すことができるという楽観的な見方をもたらしている。キャンベルHCが率いるチームは1年目に気骨のあるプレーを見せていた。そして、1巡目でディフェンシブエンド(DE)のエイダン・ハッチンソンとワイドレシーバー(WR)のジェイムソン・ウィリアムズを指名し、フリーエージェント(FA)でWRのD.J.チャークとディフェンシブバック(DB)のデション・エリオットらを追加したライオンズは、ようやく戦えるチームになれると信じている。

「リッチストライクみたいな選手がいると思っている」とキャンベルHCは言う。「S-O-L(Same Old Lions/いつまで経っても変わらないライオンズ)とか、そういったことを聞く度にわれわれの闘志に火がつく。最高だ。それがチーム全体のいまの気持ちさ。そういう姿勢と考え方で臨んでいる。何も偽りはない」

来週にトレーニングキャンプが始まると同時にライオンズは『HBO』の“Hard Knocks(ハードノックス)”に出演することが決まっており、キャンベルHCがどのようにチームを後方から2022年の優勝候補に押し上げようと計画しているのか、その内幕を知ることができるだろう。

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