トレーニングキャンプへの参加に意欲的なレイダースRBドレイク
2022年07月19日(火) 11:01昨年12月に足首を骨折して手術を受けたラスベガス・レイダースのランニングバック(RB)ケンヤン・ドレイクは、先月に行われたミニキャンプへの参加を許可されていなかった。
しかし、ドレイクは最近、『Silver and Black Pride(シルバー・アンド・ブラック・プライド)』のマット・ホルダーに、100%の状態ではなかったとしてもトレーニングキャンプまでには準備が整う見込みだと話している。
ドレイクは復帰に向けたタイムテーブルについて「キャンプには絶対に間に合わせるつもりだ。キャンプに参加した時点では全速力でやれないだろうけど、レギュラーシーズンには間違いなく準備ができた状態で臨むつもり」と明かし、こう続けている。
「プレシーズンゲームを何試合か、もしくはどんな形でもいいけど、フットボールの調子を取り戻す必要があると感じている。でも、フィールドに戻れる機会があることには本当にワクワクしているんだ。ここ7カ月の大半でケガをしていた。だから、大きなケガから復帰するときに経験するようなことに取り組んで、フィールドに戻るための準備をしているだけですごく気分がいい。これは俺にとって初めての経験ではない」
初めてレイダースの一員としてプレーした昨シーズンにRBジョシュ・ジェイコブスのバックアップを務めていたドレイクは、12試合に出場してキャリー63回で254ヤード、タッチダウンラン2回、キャッチ30回で291ヤード、タッチダウンキャッチ1回を記録。そのほとんどは、疑わしいタックルによってひどいケガに見舞われたワシントン・フットボール・チーム(現ワシントン・コマンダース)戦以前に出場した6試合で記録した。
「オフェンスのことがなんとなく分かってきたところだった」とドレイクは振り返っている。「道中で、計画通りじゃないことが起こったときに、その先にもっと大きな計画があるような気がした。俺はそれを心から信じているし、このケガと、ここから先のシーズンがどうなっていくのかを見るのがとにかく楽しみだ」
レイダースは今オフシーズンにドレイクとの契約を見直し、2年目のシーズンもドレイクをロースターに残すことにした。ドレイクはオフシーズンワークアウトを欠席したため、トレーニングキャンプはデュアルスレットRBがジョシュ・マクダニエルズHC(ヘッドコーチ)率いるオフェンスに参加する最初のチャンスとなる。
ケガを乗り越えたら、ドレイクはドラフト4巡目指名を受けた新人RBザミール・ホワイトとスナップを争うことになるだろう。ホワイトはレイダースでの最初のシーズンに重要な役割を果たす可能性を秘めている。ドレイクがケガからの復帰につまずいた場合、その役割はシーズン開幕に向けてさらに大きくなるかもしれない。
レイダースのルーキーは現地18日(月)からトレーニングキャンプに参加している。ベテラン選手は20日(水)から参加する予定だ。レイダースは8月4日(木)にプレシーズンの幕開けとなるジャクソンビル・ジャガーズとのホール・オブ・フェイム・ゲームに出場することになっている。
【RA】