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ジェッツ新人RBブリース・ホールがルーキー契約にサイン

2022年07月20日(水) 08:54

ニューヨーク・ジェッツからドラフト指名を受けたアイオワ州立大学のブリース・ホール【AP Photo/John Locher】

ニューヨーク・ジェッツが現地19日(火)にルーキーたちとの契約を完了した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に、2巡目で指名されたランニングバック(RB)ブリース・ホールが火曜日に4年のルーキー契約にサインする見込みだと伝えた後、チームがホールとの契約を発表している。

新人たちがトレーニングキャンプに向けて集合する中、ギャンググリーンに加わったルーキーで契約を結んでいないのはホールが最後だった。ラポポートによれば、ホールは契約締結前に、朝からチームの施設にいたという。

ジェッツは2022年ドラフト2巡目の全体36位でホールを指名すべく、トレードアップしていた。今回のドラフトでベストのデュアルスレットRBと目されていたホールは、4月にランニングバックの中で最初に指名を受けている。

アイオワ州立大学で過ごした3シーズンの間に、ホールは3,941ラッシングヤードとラッシングタッチダウン50回をマーク。また、キャッチ82回で734レシービングヤード、パスキャッチによるタッチダウンを6回記録した。2020年と2021年にオールアメリカンのファーストチームに選ばれたホールは、両年にラッシングタッチダウン20回超えと1,400ラッシングヤード超えを達成している。

ジェッツはホールのルーキーシーズンに、昨シーズンの4巡目指名選手であるマイケル・カーターと組んで大きな役割を担わせることを計画している。クオーターバック(QB)ザック・ウィルソンにとって、ホールはスクリーンやチェックダウンで理想的なバックフィールドの武器になるだろう。

契約に片がついた今、ホールにはトレーニングキャンプを前に仕事を開始する準備が整っている。

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