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メイフィールドとの競争を前にお互い自分が先発だと思っているとパンサーズQBダーノルド

2022年07月27日(水) 09:46


カロライナ・パンサーズのサム・ダーノルド【AP Photo/Mark Humphrey】

現地26日(火)、クオーターバック(QB)サム・ダーノルドがカロライナ・パンサーズのトレーニングキャンプに合流した。2022年シーズンに向け、ベイカー・メイフィールドと先発クオーターバックの座を争う準備はできている。

メイフィールドのトレード以来、初めて報道陣の前で話したダーノルドは、2人のQBの両方が自分を先発だと思っていると明かした。

ダーノルドは火曜日に「競い合うことや、競い合える相手がいるっていうのはいつだって面白い。同時に、俺たちの目では、今はお互い自分が先発クオーターバックなんだ。俺たちはそうやって見ている」とコメントしている。

誰から聞いても、ダーノルドは素晴らしいオフシーズンを楽しんでいるようだ。コーチングスタッフはダーノルドがカロライナでの不安定な初年度からどれほど良くなったかを熱く語っている。しかし、パンサーズはそれでもメイフィールドのトレードに動いた。これで、2018年ドラフト1巡目指名選手同士が競い合う形になっている。

ダーノルドは競争の中でお互いのベストが引き出されると期待している。

「ベイカーくらいのレベルで戦える相手がいれば――彼の日曜日の戦い方だけじゃなくて、練習場でもそうだけど――それは助けにしかならないし、ひたすらチームの役に立つ」とダーノルドは言う。

パンサーズの先発として初めてのシーズンだった昨年、ダーノルドは苦戦を強いられ、パス成功率59.9%、タッチダウン対インターセプトは9対13、パサーレーティングはキャリア最低の71.9(リーグで29位)にとどまっている。NFLでの4シーズンを通して、ダーノルドはサックを受けてボールを失う傾向が目立っていた。

メイフィールドとのフィールド上でのバトルはホットだろうと指摘する一方、ダーノルドは新チームメイトとの間に悪い感情はないという。

「俺とベイカーはクールだよ。俺たちは戦えるだろうし、そのことを楽しめるだろう。でも結局、これはビジネスなんだ。2人とも自分たちの技術をかけて、すごく真剣にやっている。だから、いざ競うときになればかなりシリアスだよ。だけど、フィールドの外とかでは、俺とベイカーは本当にいい感じなんだ」とダーノルドは話している。

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