長期契約を求めるベンガルズSベイツ三世がトレーニングキャンプを欠席
2022年07月27日(水) 10:44シンシナティ・ベンガルズの守備陣に不可欠の選手が、トレーニングキャンプ開始時に姿を見せなかった。
ベンガルズのセーフティ(S)ジェシー・ベイツ三世が現地26日(火)にキャンプ地に集合しなかった。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話しを元に伝えている。
ベイツ三世は長期契約を求めており、キャンプ欠席は以前から予想されていた。ベンガルズはベイツ三世にフランチャイズタグを指定しているが、2022年シーズンに向けた1,290万ドル(約17億6,834万円)のテンダーにはまだサインがされていない。ペリセロはさらに、フランチャイズタグにサインしていないことからベイツには罰金が科されず、この状況はしばらくの間続く可能性があるとつけ加えた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは火曜日に、ベンガルズは今も、ベイツ三世がチームに合流したときにはプレーの準備が整っているとの自信を持っていると報道。また、これまでにチームがベイツ三世のトレードを検討する兆候はないとも伝えている。
2018年ドラフト2巡目でベンガルズから指名されたベイツ三世は、ルーキーシーズンに先発の役割を得て以来、成長を続けてきた。25歳のベイツ三世は4年間で3試合しか欠場したことがなく、タックル408回、インターセプト10回、パスディフェンス35回、ファンブルフォース2回、ファンブルリカバリー2回をマークしている。
2021年シーズンにはさらに進化し、第56回スーパーボウルでのインターセプトを含め、重要な場面でいくつかのプレーを決めていた。
ベンガルズ守備陣のバックエンドで4年間にわたって素晴らしいプレーを見せてきたベイツ三世は、長期契約を得るためなら進んで不在期間を引き伸ばすだろう。
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