サンフランシスコ・49ersのクオーターバック（QB）ジミー・ガロポロについて残っている疑問は、どこで2022年シーズンをスタートするかだけとなった。

ガロポロが49ersのPUP（故障者）リストに登録される見込みはないことが新たに分かっている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地26日（火）に報じたところによれば、ガロポロは身体検査に合格しており、トレーニングキャンプが始まる中でPUPリストに置かれることはないとのことだ。

ラポポートは7月19日に、ガロポロには8月中旬までに完全復帰の許可が出るだろうと予想していた。動きはジミーGがトレードでサンフランシスコを離脱する方向に確実に進んでいる。

トレードが現実ものとなるためには、ラポポートが以前に強調していたように、ガロポロが完全に健康状態を取り戻してプレー準備が整っている必要がある。フィジカルに合格したことは、それに向けた大きな一歩だ。

ガロポロは49ersがダラス・カウボーイズに勝利したNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）ディビジョナルラウンド戦で肩を負傷した。このケガで手術とリハビリが必要になり、参加必須のミニキャンプは回避せざるを得ない状況だった。ケガとそれに続く投球不可能な期間によってガロポロのトレードプランが滞る一方、2021年ドラフト1巡目指名選手であるトレイ・ランスが攻撃陣をリードする道が開けている。

ヘッドコーチ（HC）カイル・シャナハンは、今はランスのチームであることを明確にしている。次の一歩はガロポロが出撃準備を整え、あらゆるスローが可能であると示すことだ。

ガロポロは過去5シーズンにわたって49ersで先発QBを務め、31勝14敗を記録する傍ら、スーパーボウルに出場した2019年シーズンを含む2回のポストシーズンに登場していた。

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