49ersのWRサミュエルがキャンプに出席、リンチGMは近いうちの契約に期待
2022年07月27日(水) 14:26ディーボ・サミュエルがサンフランシスコ・49ersのトレーニングキャンプに集合した。後は長期契約の締結を待つのみだ。
49ersのジェネラルマネジャー(GM)であるジョン・リンチは現地26日(火)、契約の延長は間もなく成されると楽天的に考えていると明かした。
「われわれは実り多く、現実的な話し合いを行っている」と言うリンチは次のように続けている。
「何かが迫っているというだけで皆を興奮させたくはないんだ。なぜなら、実際にはまだなんだから。しかし、近い将来に、関係する全員をワクワクさせる何かが発表できることに希望を持っている。ディーボは今日、ここに来ており、われわれは彼をチームの一員として前に進んでいくことにエキサイトしている」
とは言え、新契約締結前にサミュエルが練習に参加するかは疑問だ。新CBA(団体労働協約)によって従来のホールドアウトはほとんど終わっているものの、ホールドイン(現地に集合し、ミーティングにも出席するが、練習はしない)がよく見られるようになっている。
2019年ドラフト2巡目で指名されたサミュエルは、ルーキー契約最終年に393万6,000ドル(約5億3,926万円)のベースサラリーを受けることになっている。
サミュエルの未来はオフシーズンを通してチームの課題だった。スターワイドアウトは4月にトレードを要求していたが、チームが2022年ドラフト前にサミュエルを動かすことはなかった。
契約状況が長引いている――多くのレシーバーがこのオフシーズンに大型契約を手にしている中で――一方で、他にも片付ける問題はある。その一つが、オフェンスにおけるサミュエルの起用法だ。サミュエルが絶え間ない接触から自分の体を守るべく、バックフィールドからのランでの起用を望んでいないことがこれまでに議論されてきた。
ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは火曜日に、攻撃陣における使われ方に関してサミュエルと”本当に良い話し合い”ができたと述べている。
「それについて、われわれの足並みはそろっている」とシャナハンは語った。
今度は契約の面でも、サミュエルと49ersの足並みがそろうことに期待が持たれる。
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