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膝の手術を受けたバッカニアーズWRゴッドウィン、PUPリスト入りせずにトレーニングキャンプ開始へ

2022年07月27日(水) 23:49


タンパベイ・バッカニアーズのクリス・ゴッドウィン【AP Photo/Mark LoMoglio】

2022年シーズンに向けてタンパベイ・バッカニアーズはレシーバーに関して万全を期している。現地27日(水)、驚きの知らせが飛び込んできた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のサラ・ウォルシュが“Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)”で伝えたところによると、ワイドレシーバー(WR)クリス・ゴッドウィンはPUP(故障者)リスト入りせずにトレーニングキャンプ開始を迎えるということだ。ゴッドウィンは昨シーズンの第15週に痛めた膝の修復手術を1月上旬に受けており、シーズン半ばに復帰する見通しとなっていたため、PUPリストでキャンプをスタートする必要があると考えられていた。しかし、どうやら状況は当初の予定より早まっているようだ。

バッカニアーズのオフェンスにおけるゴッドウィンの役割を軽視してはいけない。フルシーズンをプレーしていないにもかかわらず、彼は2021年に1,103レシーブヤードでチームをリードし、クオーターバック(QB)トム・ブレイディの主要ターゲットとして5回のタッチダウンを決めている。ゴッドウィンとマイク・エバンスはバッカニアーズの強力なワンツーパンチを生み出しており、クラブが2022年に2人を一緒に残そうとしたことはよく理解できる。

ケガをしているゴッドウィンに、タンパベイは2年連続でフランチャイズタグを付け、続いて3年6,000万ドル(約82億2,945万円)を提示して契約を結んだ。

2017年の3巡目指名だったペンシルベニア州立大学出身のゴッドウィンは、史上最強のクオーターバックとプレーして、そこからスターパスキャッチャーへと成長した。そのブレイディがタイトルを狙える時間はもう残りわずかとなっているため、26日(火)にWRフリオ・ジョーンズと契約したことからも分かる通り、バッカニアーズは今すぐ勝つために全てのリソースを投入している。

ゴッドウィンのステータスは未定ながらも、どうやら予想よりも早い復帰が望めそうだ。彼が完全な健康体でフィールド復帰し、現代医療に逆らう最新のアスリートとなった場合、ブレイディが8個目のリングを勝ち取るチャンスはさらに増えることになる。

【M】