シーホークスWRメットカーフがキャンプに集合するもホールドインへ
2022年07月28日(木) 08:44シアトル・シーホークスのワイドレシーバー(WR)D.K.メットカーフはホールドアウトしない。メットカーフが実行するのはホールドインだ。
現地26日(火)、メットカーフはスケジュール通りにシーホークスのトレーニングキャンプ集合日に現れたものの、チームメンバーがフィールドに立った水曜日に参加している様子はなかった。
シーホークスヘッドコーチ(HC)のピート・キャロルは契約交渉について「われわれは取り組んでいる。お伝えできるような新たな情報はないが、われわれは進めている」とコメントした。
このオフシーズンの間に足の負傷にも対処しているメットカーフは、キャンプに集合しなければ罰金の対象となっていた。キャロルHCはメットカーフの練習不参加はケガとは無関係だと明かしている。
「彼は身体検査にパスしている。問題ない」とキャロルHCは言う。
契約延長を求めるメットカーフは6月に行われた参加必須のミニキャンプに出席しなかった。
2020年のプロボウラーであるメットカーフは、2019年NFLドラフトの2巡目でシーホークスの指名を受けて以来の3シーズンで、キャッチ216回、3,170ヤード、タッチダウン20回を記録してきた。
メットカーフは新人契約の最終年に入っており、ベースサラリーは398万ドル(約5億4,215万円)となっている。
オフシーズンを通してキャロルHCとメットカーフは契約締結について前向きな姿勢を示してきた。しかし、結局はトレーニングキャンプまで交渉が長引いている。キャロルHCは以前と同じように、取り組みはすでに始まっていると述べた。後はそれが実際に実を結ぶのみだ。
キャンプ前に合意に至ることについて「われわれはそう望んでいたし、それを狙っていた。しかし、今はそこにいて、これまでに終わったこともたくさんある」とキャロルHCとは話している。
【A】