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足首負傷のセインツWRトーマスがPUPリスト離脱、練習に参加

2022年07月28日(木) 09:52

ニューオーリンズ・セインツのマイケル・トーマス【Logan Bowles via AP】

ニューオーリンズ・セインツのワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスはPUP(故障者)リストに身を置いていたが、幸いにもその期間は長く続かなかった。

現地27日(水)に練習場に戻ったトーマスは個人ドリルに参加し、守備陣のカバレッジなしでルートを走った一方、チームとしてのセッションは見送っている。

トーマスはPUPリスト上でキャンプをスタートしており、2021年にもトレーニングキャンプ開始まで2カ月を切った段階で手術を受けることを選択したレシーバーにとって、また新たなハードルが立ちはだかっていると見られていた。足首の問題によって2022年のオフシーズン活動は控えており、先週にPUPリスト入りが報じられたのは好ましくない要素だった。

それだけに、トーマスが水曜日に復帰したのは本人以外には驚きだった。トーマスは後に、活動を開始するための検査には合格すると分かっていたと話している。

「復活」

水曜日はトーマスの長くフラストレーションのたまる旅路における大きな一歩となった。トーマスは2020年シーズンから足首の問題に対処している。

「前向きであり続けるには、ほとんど自分への挑戦が必要なんだ。厳しいものになるだろうと分かったら、そのチャレンジを受け入れなくちゃならない。いったんその困難を受け入れないと、きちんと仕事ができない」とトーマスは話した。

トーマスの復帰は精神面において大きな後押しになる。セインツはトーマスのいない2021年に苦しみ、ドラフト1巡目指名のクリス・オレーブ――トーマスと同じオハイオ州立大学出身――やベテランジャービス・ランドリーといった選手を補強してきた。トーマスが戻ってくることで、この集団はさらに強くなるだろう。

後はトーマスがセインツのプレーメーカーとしての力を取り戻すのを待つだけだ。

健康状態について「すごく自信がある」と話すトーマスは次のように続けている。

「プレーしていたシーズンだって、ケガを抱えながらプレーしていたし、それでもこのチームが勝利するのを助け、チェーンを前に進めてきた。文字通り、片方の足首だけでな。足首の状態は、手術を受けなきゃいけなくなったときと同じだった。シーズンの序盤に同じケガをしたけど、俺はプレーしていた。それを押して戦っていたから、今は正しい方向に進んでいるのがとにかくうれしい」

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