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OTバクティアリが膝の再手術、“慎重ながらも楽天的”に復帰を待つパッカーズ

2022年07月28日(木) 11:42


グリーンベイ・パッカーズのデービッド・バクティアリ【AP Photo/Jeffrey Phelps】

グリーンベイ・パッカーズのオフェンシブタックル(OT)デービッド・バクティアリは膝の問題によって困難な道を歩んできた。それはまだ終わっていないようだ。

パッカーズのスターレフトタックル(LT)は2021年にスナップ27回分でしかプレーしていない。そして、次の戦いに向けた準備もまだ整っていない。

パッカーズのジェネラルマネジャー(GM)であるブライアン・グーテクンストは現地27日(水)に報道陣に対し、バクティアリがオフシーズンの間に再度の手術を受けたと話した。『The Athletic(ジ・アスレチック)』のマット・シュナイドマンによれば、復帰へのタイムテーブルは明かされておらず、グーテクンストはオールプロ選出2度のバクティアリの復帰について”慎重ながらも楽観的”に捉えているという。バクティアリは正式には先週にPUP(故障者)リストに登録されている。

バクティアリは1月に膝の問題について詳細に語り、再びプレーできるようにするためにはしっかりと時間をとって回復する必要があると説明していた。その状況は春にも続き、バクティアリはオフシーズンのアクティビティをすべて欠席。ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーは5月後半に、チームは”トレーニングキャンプまでに準備が整う”ことを目指していると述べた。

フィールド上の活動ができない時間が長引くほど、31歳の誕生日を9月に迎えるバクティアリの旅路には懸念が生じていく。とは言え、フィールド上に姿を見せないのには正当な理由がある。ケガは”ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)にとどまらない”とグーテクンストは水曜日に説明した。

とは言え、バクティアリが時間を無制限に使えるわけではない。パッカーズはタイトル争いに絡むことが予想されるものの、来るシーズンもレフトタックルを欠く状態に何とか対処しなければならない可能性がある。

良い材料としては、パッカーズには予想よりも早くもう一人のラインマンが戻ってくるかもしれない。『The Packers Wire(パッカーズ・ワイヤ)』のザック・クルーズによれば、グーテクンストはガード(G)エルグトン・ジェンキンスが“ACLの負傷からの回復スケジュールを前倒し”していると話したとのことだ。

バクティアリに関しては、パッカーズはその帰りをじっと待っている。

『Milwaukee Journal Sentinel(ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル)』のトム・シルバースタインによれば、ラフルアーHCは「彼はプロ中のプロだ。彼に準備ができたときに、われわれは彼を歓迎する」と語ったという。

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