クオーターバック（QB）ラマー・ジャクソンのボルティモア・レイブンズとの契約状況はまだ解決に至っていない。しかし、少なくとも前進はしているようだ。

現地28日（木）の練習後にジャクソンはこの問題に触れ、“お互いに対話を持って”おり、それを“内部にとどめている”と報道陣に話している。

今もジェネラルマネジャー（GM）エリック・デコスタと長期契約について話し合っているか尋ねられた際、ジャクソンは2人が“今も話し合っている”とし、自由な時間ができたときに契約のことにさらに集中するつもりだと続けた。

エージェントを雇わず、長期契約がないというややリスキーな状況で2022年を迎えているジャクソン。トレーニングキャンプの間はそれほど自由な時間がないものの、7月も終わりになった段階でレイブンズに不安を抱えさせてはいないようだ。

『ESPN』のジェイミソン・ヘンズリーによれば、ヘッドコーチ（HC）のジョン・ハーボーは木曜日に「両サイドが仕事を終わらせるためにモチベーションを高めている」と述べたという。

それは1年以上前にジャクソンの契約が話題になってから初めて聞く、しっかりした答えだった。今年に入ってレイブンズは基本的にジャクソン側からの真剣なアプローチを待っているとの姿勢を示してきた。デコスタGMは当時、報道陣にレイブンズは“ラマーの緊急性次第で動く”と話している。

インディアナポリスでNFLスカウティングコンバインが開催された際、デコスタGMは「彼にはどうやって私をつかまえるか分かっている。私もどうやったら彼に会えるか分かっている」とコメントしていた。

トレーニングキャンプでそれぞれがお互いの姿を見つけている。ジャクソンは木曜日に、“ブラザー”たちと練習したいため、契約状況にかかわらずトレーニングキャンプを欠席することはないと話した。

問題は金額ではない。少なくとも、「結局、俺は勝ちたいだけ。ただグレートなりたいんだ」と言うジャクソンによれば。

何が自分のモチベーションになるのかを聞かれたジャクソンは「フットボール」と回答し、こう続けている。

「何よりもフットボール。俺はフットボールを心から愛している。俺がやりたいのはそれだけ。自分にできるだけ長くな」

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