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カウボーイズがUSFLのMVPに輝いたWR/KRケボンタエ・ターピンと契約

2022年07月29日(金) 11:07


ケボンタエ・ターピン【AP Photo/Butch Dill】

ワイドレシーバー(WR)の層を厚くしたいダラス・カウボーイズが、2022年に復活したユナイテッド・ステイツ・フットボール・リーグ(USFL)のトッププレーヤーを迎え入れた。

カウボーイズは現地28日(木)、USFLのMVPに選ばれたケボンタエ・ターピンと契約している。

25歳のターピンはUSFLのニュージャージー・ジェネラルズでワイドレシーバーとキックリターナー(KR)を務め、大活躍を見せた。

わずか44回のレシーブで、USFLでトップのレシーブヤード(540ヤード)を記録したターピンは、ヤードアフターキャッチ(316ヤード)でもリーグをけん引。タッチダウンレシーブ4回と、リーグ唯一のパントリターンタッチダウン1回を決めたほか、1回あたりのパントリターンでリーグ最多となる15.3ヤードをマークしている。

テキサスクリスチャン大学で4シーズンにわたってプレーしていたターピンは現在、初めてNFLのロースターに登録されることを目指しているところだ。

『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』のマイケル・ゲールケンによると、カウボーイズのヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーは木曜日に「特に目を引くのは、ボールを持ったときのダイナミックさだ。彼はここで本当に良い機会を得られると思う」と語ったという。

マッカーシーHCは、ターピンには“(ランニングバック/RB)トニー・ポラードと同じような特徴”があるため、リターンゲームでの起用が多くなるだろうとつけ加えた。

カウボーイズのWRルームには現在、シーディー・ラムを筆頭に、ジェームズ・ワシントンや新人のジェーレン・トルバート、現在はPUP(故障者)リストに置かれているマイケル・ガラップがいる。他にも、ターピンとアクティブロースターの枠をかけて争うことになるレシーバーが多数、在籍している。

今回の動きに伴って、カウボーイズはRBニック・ラルストンを放出した。

【RA】