ニュース

カーディナルスがQBマレーの契約から“自主学習”を義務付ける条項を削除

2022年07月29日(金) 11:26

アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Marcio Jose Sanchez, File】

アリゾナ・カーディナルスがクオーターバック(QB)カイラー・マレーと交わした延長契約から“自主学習”を義務付ける条項を削除した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地28日(木)の夜に伝えている。

マレーは月曜日に2億3,050万ドルの契約に正式にサインした。その中には試合のある週に“少なくとも4時間の自主学習”を義務付ける補記が含まれていた。

マレーは木曜日に臨時の記者会見を行い、一部の人たちがマレーは十分な学習や準備なしにここまで来られたのではないかと考えていることへの落胆を表明。問題の条項が含まれていたことに気分を害したかとの質問には答えなかったが、その条項は削除される結果となった。

チームは声明でこの決断について説明。NFLネットワークのマイク・ガラフォロとラポポートが取得した声明には次のように記されている。

「これが発端となった騒ぎを鑑み、われわれはこの契約の補遺を削除した。これは明らかに、われわれが決して意図しなかった形で認識されていた。カイラー・マレーへのわれわれの信頼はこれまで以上に大きく、この契約が反映している彼へのコミットメント以上に、このチームを率いる彼の能力に対するわれわれの信頼を示すものはない」

【A】