ワイドレシーバー（WR）ニキール・ハリーはNFLキャリアを書き換えるための再スタートの地にたどり着いている。

かつてニューイングランド・ペイトリオッツからドラフト1巡目で指名されたハリーだったが、それだけの期待に応えられず、フォックボロで過ごした3年間にはキャッチ57回、598ヤード、タッチダウン4回にとどまっていた。昨オフシーズンにトレードを要求したものの、これは実現に至らなかった。

今月はじめ、ペイトリオッツはついにハリーを2024年7巡目指名権と引き換えにシカゴ・ベアーズにトレードしている。

ベアーズでの最初の練習を終えたハリーは、新しいチャンスをものにする準備ができているとコメントした。

『670 The Score（670ザ・スコア）』によれば、ハリーは現地27日（水）に「俺にとって、本当に待ち望んだフレッシュなスタートだ」と話したという。

ペイトリオッツで埋もれていたハリーだが、シカゴにとっては興味深いピースになっていた。ベアーズはダーネル・ムーニーの後ろに控えるレシーバーに疑問を抱えており、バイロン・プリングル、エクアニメウス・セント・ブラウンをチームに加えたほか、ドラフトでヴェルス・ジョーンズJr.を指名した。この集団とスナップを争いつつ、ハリーは多くのターゲット回数を獲得することを目指す。

「俺はただ、自分が一人のNFLプレーヤーとしてどれだけ有力になれるかを示したい」とハリーはコメントした。

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