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シーホークスSアダムスが指を骨折、試合では特別なギプスを装着予定

2022年07月30日(土) 09:18

シアトル・シーホークスのジャマール・アダムス【AP Photo/Stephen Brashear】

シアトル・シーホークスのセーフティ(S)ジャマール・アダムスは再び快方に向かっているが、2022年に1試合も欠場しないように最善を尽くしているところだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地29日(金)に情報筋の話をもとに伝えたところによると、アダムスは先日の練習中にヘルメットに指が挟まって骨折したとのこと。アダムスは引き続きチームの練習に参加している模様で、試合では特別なギプスを装着することになるだろうとラポポートはつけ加えている。

ラポポートはアダムスが手術を受ける可能性もあると言及していたが、手術が必要な場合、アダムスは2022年シーズンが終了するまでそれを先延ばしにする予定だ。

シーホークスでの在籍期間にケガに見舞われてばかりのアダムスは、またもケガを抱えた状態に陥ることになる。アダムスはシーホークスに移ってから一度もフルシーズンをプレーしていない。オールプロに選出された経歴を持つアダムスは、昨シーズン第13週の後にシーズン終了を意味する肩の手術を受けたため、これまで2年連続で12試合の出場にとどまっている。

健康状態が良好なとき、アダムスはNFLで最もエキサイティングなセーフティの1人だ。確実なタックルと、ミドルを脅かすビッグヒットで知られている26歳のアダムスは、シーホークスの一員として初めて臨んだ2020年シーズンにサック9.5回を記録したことからも分かるように、クオーターバック(QB)へのラッシュも得意としている。

シーホークスは2020年シーズンに向けて、ニューヨーク・ジェッツとのトレードで2つの1巡目指名権と引き換えにアダムスを獲得。また、2021年シーズン開幕前には4年7,000万ドル(約93億2,715万円)の契約延長を実現させている。これによってアダムスは契約当時、リーグで最高額の報酬を受け取るセーフティとなった。

【RA】