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カーディナルスQBマレーが新型コロナ陽性

2022年08月02日(火) 08:53


アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Marcio Jose Sanchez, File】

アリゾナ・カーディナルスのヘッドコーチ(HC)クリフ・キングスベリーが現地1日(月)に報道陣に対し、クオーターバック(QB)カイラー・マレーが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性になり、少なくとも5日間は練習場に姿を現さないと明かした。

キングスベリーHCによれば、マレーの症状は軽度だと見られているとのこと。

NFLではすでにCOVID-19プロトコルが停止されているものの、リーグは6月、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)のガイドラインに従って陽性と判定された人は少なくとも5日間隔離しなければならないとチームに通達している。

この数週間はマレーとカーディナルスにとって多くの変化があった。

難航した交渉の末、プロボウルに選出された経歴を持つマレーは7月21日に1億6,000万ドル(約210億4,768万円)の保証を含む5年2億3,050万ドル(約303億2,181万円)の契約延長に合意している。

ところが、この契約には試合のある週に4時間の“自主学習”が義務づけられるという条項があった。この話が世間に広まった結果、マレーやクラブによるこの条項の要求にさまざまな疑問がもたれていた。

その数日後、マレーは彼自身を勉強不足だと評価する人たちを非難。最終的にカーディナルスはこのいわゆる“宿題”条項を削除している。

その後、マレーは以前の練習で手首のチェックを受けていたため、『Back Together Saturday(バック・トゥゲザー・サタデー)』での練習を休んで腕を休ませた。

そのマレーが今度はCOVID-19の検査結果を受けて少なくとも5日間の欠席を余儀なくされている。

マレーが復帰するまでは、バックアップQBのコルト・マッコイとトレース・マクソーリーがレップスの大半を担当することになるだろう。

【RA】