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シーホークスHCキャロルが新型コロナ陽性

2022年08月02日(火) 09:47


シアトル・シーホークスのピート・キャロル【AP Photo/Jeff Chiu】

シアトル・シーホークスのヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって少なくとも数日間、動きを制限されることになった。

シーホークスが現地1日(月)、キャロルHCがCOVID-19の検査で陽性だったと発表。チームによると、キャロルHCはワクチンの完全接種を済ませており、自宅で療養しながら軽い症状が出ているという。キャロルHCは施設に戻ることが許可されるまでの間、オンラインでチームミーティングに参加する予定だ。

月曜日にCOVID-19関連の報道で注目を集めたのはキャロルHCで2人目となっている。アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレーも検査で陽性となり、少なくとも5日間の欠席を余儀なくされることになった。

70歳のキャロルHCはシーホークスのヘッドコーチとして13年目のシーズンを迎えている。オフシーズンにQBラッセル・ウィルソンをデンバー・ブロンコスにトレードしたことを受けて、今季はフランチャイズの転換期になると見られている。2021年シーズンを7勝10敗で終えたシーホークスは、プレーオフ進出争いへの返り咲きを目指しながら、ウィルソンの後任を探すという課題を抱えている。

キャロルHCが一時的に直接参加できなくても、その努力は続けられるだろう。

【RA】