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カウボーイズWRジェームズ・ワシントンが足を骨折、6週間から10週間の離脱へ

2022年08月02日(火) 10:40


ダラス・カウボーイズのジェームズ・ワシントン【James D. Smith via AP】

ダラス・カウボーイズに加わった新たなレシーバーが不運に見舞われた。

ワイドレシーバー(WR)ジェームズ・ワシントンが現地1日(月)に不自然な形で着地し、カートで練習場を後にした。チームの発表によれば、さらなる検査によって第5中足骨の骨折が確認されたという。ワシントンは6週間から10週間離脱する見込みだ。

ワシントンはそれほど期待を持たれていない形で、ドラフト2巡目でピッツバーグ・スティーラーズから指名を受けた。プロになってからの4年をピッツバーグで過ごしたワシントンは、初年度こそ落胆のうちに終えたものの、2年目にブレイクしてキャッチ44回、735ヤード、タッチダウン3回をマークしている。

しかし、それがスティーラーズでの山場であり、3人のチームメイト(ジュジュ・スミス・シュスター、ディオンテ・ジョンソン、チェイス・クレイプール)の陰に隠れるようになった後、ルーキー契約の完了をもって静かにスティールシティを離れている。その後ワシントンはアマリ・クーパーやセドリック・ウィルソンがいなくなり、オフシーズンにレシーバー勢の補強を図るダラスに新たなチャンスを見いだした。

ワシントンとの契約によってレシーバーを増やしたカウボーイズだったが、そのプランに狂いが生じている。幸いにも、ダラスにはまだシーディー・ラム、マイケル・ガラップ、ジェーレン・トルバートらがいる。とは言え、ワシントンが欠けたことで意図していたデプスには届かなくなった。それがシーズン全体で続くかは今後の動き次第だろう。

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