チーフスOTオーランド・ブラウンがキャンプに合流、フランチャイズタグでのプレーへ
2022年08月02日(火) 12:00カンザスシティ・チーフスがトレーニングキャンプで初めてのパッドを装着した練習に向けて準備する中、タックル(T)オーランド・ブラウンが現地に向かっている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に報じたところによれば、ブラウンは現地1日(月)にチーフスのキャンプに集合する予定であり、フランチャイズタグでプレーする見込みだという。
最初にこのニュースを伝えたのは『ESPN』だった。
フランチャイズタグを指定した選手と長期契約を結ぶ期限だった7月15日までにチームと合意に至れなかったブラウンは、トレーニングキャンプ開始時にホールドアウトしていた。フランチャイズテンダーにサインしていないため、ブラウンがトレーニングキャンプ開始時に集合していなかったことで罰金を科されることはない。
1年のフランチャイズテンダーで、ブラウンは1,666万2,000ドル(約21億7,667万円)を受け取る予定だ。
チーフス首脳陣はブラウンを長期的にとどめておくことにこだわっており、その意向は短いホールドアウトの間も変わらなかった。
先日、チーフスのジェネラルマネジャー(GM)であるブレット・ヴィーチは『Kansas City Star(カンザスシティ・スター)』に「エージェンシーが彼にアドバイザーをつけているし、われわれは彼の決断を尊重する」と語っていた。
「そして、それが来年にわれわれが彼を求めることを制限することはない。われわれは彼を確保すべく努力し続けるつもりだ」
両サイドはシーズンが終わるまで新たな長期契約の交渉を行うことができない。現時点で、チーフスには長期契約を結べなかった場合に再びフランチャイズタグを使用――120%に増額して――する可能性もある。
ブラウンの不在については多くのことが語られたものの、現実としてはパッドを装着しないセッションを4日間逃しただけだ。チーフスは1日にパッドを装着した練習を開始することから、ブラウンはクオーターバック(QB)パトリック・マホームズのブラインドサイドの守りとしてチームに合流することを決断した。
ブラウンのエージェントであるマイケル・ポートナーはペリセロに「彼はパッドを装着した練習への出席を望んでいた。なぜなら、そこでリーダーたちが成長するからだ」と話している。
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