スティーラーズQBピケットがセカンドチームで練習、あくまでローテーションの一部とトムリンHC
2022年08月03日(水) 14:15ピッツバーグ・スティーラーズのトレーニングキャンプでサードチームのレップスに参加していたドラフト1巡目指名選手のクオーターバック(QB)ケニー・ピケットが、パッドを装着しての練習が始まった現地1日(月)に2番手に上がっている。
引き続きミッチェル・トゥルビスキーがトップでクオーターバックのレップスを担当した一方、ピケットはメイソン・ルドルフを追い越してセカンドチームでの練習に取り組んだ。
QBローテーションについて尋ねられたヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは、チームの公式サイトに「これからもっとあるだろう。彼ら全員がすべてのグループでやっており、それもチームの進展の一つにすぎない」と答えている。
報道陣からピケットがナンバー2になったと捉えるのは適切ではないかと質問され、トムリンHCは「そうすべきではない。が、あなた方はするんだろうね」と返答した。
先発の役割はまずはトゥルビスキーが担うものだと見られるが、ピケットが今後のパッドを装着した練習で急速に進歩すれば、ベテランにプレッシャーをかけることは可能だろう。
1巡目指名を受けたピケットはキャンプ開始時に長くボールを持ちすぎて苦戦していたと報じられており、引き続きオフェンスやNFLのスピードを学んでいるところだ。しかしながら、ローテーションの中で進歩があったのは、キャンプのこの初期段階におけるポジティブな一歩だ。
トレーニングキャンプが進み、スティーラーズが8月13日(土)にシアトル・シーホークスとの一戦でプレシーズンをスタートする中で、今回の変化が永続的なものなのかは分かってくるだろう。
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