トレードの経緯に不満を抱くもタイタンズとの間に「わだかまりはない」とイーグルスWRブラウン
2022年08月05日(金) 12:27フィラデルフィア・イーグルスのワイドレシーバー(WR)A.J.ブラウンはテネシー・タイタンズでの所属期間がどのように終わったかについて話すことを避けようとはしてこなかった。
プロボウルに選出された経歴を持つブラウンは2022年NFLドラフトの最中にタイタンズからイーグルスにトレードされ、即座に4年1億ドル(約133億1,875万円)の契約を結んでいる。タイタンズはブラウンのトレードで得た1巡目指名権を使ってWRトレイロン・バークスを指名した。
ブラウンは現地4日(木)に放送された『NFL Network(NFLネットワーク)』の“Inside Training Camp Live(インサイド・トレーニング・キャンプ・ライブ)”で、今はイーグルスと共に前に進むことに集中したいと語った。
NFLネットワークのトム・ペリセロに「ビジネスなんだから、トレードとかそんなことでは騒がないよ。だってビジネスなんだから」と明かしたブラウンはこう続けている。「でも、正直に言うと、その経緯には納得できなかったし、彼らはそれを俺のせいにしているような感じがした。人にどう受け取られようと、俺はこれを言っていいと思う。でも、テネシーとの間にわだかまりがあるわけじゃない。もう前に進んでいる。ここにいられて幸せだ。ただ、人々に知られていないことが多くあって、彼らから非難されている。まあ、それでいいんだけどな」
ブラウンは契約交渉中やトレード後にナッシュビルで自分がどのように見られてきたのかを問題視している。先日、自分自身やワシントン・コマンダースのテリー・マクローリン、シアトル・シーホークスのD.K.メットカーフに続いてサンフランシスコ・49ersのディーボ・サミュエルがプロ4年目のワイドレシーバーとして長期契約を結んだことを受け、ブラウンは『Twitter(ツイッター)』に次のように投稿した。
Basically all 4 of us got the same contract and I’m the only one got traded… yeah keep believing it was me . Anywho Go Birds 🦅 #CarryOn
— AJ Brown (@1kalwaysopen_) August 1, 2022
「基本的に4人全員が同じような契約を結んで、俺だけがトレードされた・・・そう、俺だけだったんだ。何はともあれ、ゴー・バーズ🦅」
現在、イーグルスに所属しているブラウンはプレーオフ進出を目指せるチームの中心的存在として、キャリアに新たな章を書き加えるチャンスを手にしている。
【RA】