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プレシーズン第2週後まで先発QBを決定しない意向のパンサーズHCルール

2022年08月07日(日) 10:05

カロライナ・パンサーズのベイカー・メイフィールド【AP Photo/Chris Carlson】

今季のカロライナ・パンサーズの先発クオーターバック(QB)を誰が務めるかは、プレシーズン第2週が終わるまで決まらないだろう。

パンサーズのヘッドコーチ(HC)マット・ルールが現地6日(土)、ベイカー・メイフィールドとサム・ダーノルドとの間で繰り広げられているQB争いについては、19日(金)に敵地で開催されるニューイングランド・ペイトリオッツとのプレシーズン戦が終わってから判断すると明かした。

『ESPN』のデイビッド・ニュートンによると、ルールHCは「ペイトリオッツの週から戻ってくるまでは、クオーターバックポジションにタイムテーブルを設けるつもりはない。ペイトリオッツの週はわれわれにとって真の試金石となる。そこで彼らの状態が明らかになるだろう」と述べたという。

メイフィールドが7月、トレーニングキャンプが始まる前にトレードでチームに加わって以来、ダーノルドとメイフィールドは交互にレップスに参加してきた。2人の関係が“クール”だと話していたダーノルドは、この競争が両者の良さを引き出すと信じている。一方のメイフィールドはQB争いにおけるチームのプロセスの明確さを高く評価していた。

とはいえ、現時点ではどちらも明確な最有力候補とはなっておらず、ルールHCも決断を急がないということを一貫して主張している。

パンサーズはペイトリオッツとの試合に臨む前に、13日(土)に行われるワシントン・コマンダースとのプレシーズン初戦と、ペイトリオッツとの合同練習に参加する予定だ。

ダーノルドもメイフィールドも6日に実施された練習でインターセプトを喫しており、これに落胆しているルールHCは「フットボールを守らなければならない」とコメントしている。

ルールHCはペイトリオッツ戦の後に決定を下すときっぱり明言したわけではないが、その日はリーグ内で大きな注目を集めているQB争いにおける1つの指標となるはずだ。

しかし、次の日曜日には練習が行われないため、それはルールHCが2018年NFLドラフト上位3位で指名された2人の選手から現時点で何を得られたのかを深掘りする機会となるだろう。

ルールHCは自分自身とスタッフの日曜日の予定について「どちらが本当にオフェンスをマスターしていて、どちらがそうでないのか、映像を徹底的に分析するつもりだ」と話している。

【RA】