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イーグルス、Cジェイソン・ケルスが「不快感を抱えていた肘の処置を受けた」と公表

2022年08月10日(水) 05:58


フィラデルフィア・イーグルスのジェイソン・ケルス【Logan Bowles via AP】

ヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニが送ったビール樽2つが功を奏したのか、2022年の現役続行を決断したセンター(C)ジェイソン・ケルスだが、少しばかりクリーンアップが必要になった。

フィラデルフィア・イーグルスは現地9日(火)、ケルスが先ごろ、頻ぱんに不快感を抱えていた肘の処置を受けたと公表。

チームは声明の中で「肘の不快感を克服しようとしたものの、定期的な“クリーンアウト”が彼にとって最善の利益だという点で合意し、また、これが迅速な回復を可能にするものでもある」と説明している。

イーグルス成功の立役者として活躍した後、ケルスは今オフシーズンに引退を熟考したものの、シリアニHCがもう1年の現役続行を求めて説得に成功。ケルス本人はNFLで残された時間が多くないことを自覚してトレーニングキャンプに突入しており、4月のドラフトではネブラスカ大学出身のキャム・ユルゲンズを自らの長期的な後任候補として指名に協力していた。

レギュラーシーズンで122試合連続出場を誇るケルスの記録継続と、2年連続プレーオフ進出を目指すイーグルスの若い選手たちが頼れるフランチャイズの柱としての役割を維持してもらうことを考えれば、この定期的な措置はささやかな頼み事だろう。

34歳にしてケルスはNFLトップセンターの1人だ。イーグルスはこの最高レベルにいるケルスが最後のタイトル挑戦のために戻ってくるのを辛抱強く待ち続けるはずだ。

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